見出し画像

小学生と微分とド文系の私 その1

始めに

SE、コンサルタントをしている自分ですが、子供の頃から理系科目は苦手意識がありました。

高校生の時はどうやって、単位を取得したのか不明なくらい、数学に苦手意識、アレルギー、コンプレックスを抱いていました。

10年ほど前、長女が生まれ、数年前に小学校に入学。

算数、数学がある程度できると、社会で活躍する幅が広がる可能性があると考え、
少しだけ熱心に関わることにしました。

ちょうど娘が2年生の時、コロナ禍で、学校も休校になり、家庭で勉強する時間が生まれました。

そこで、子供に市販のドリルを買ってみると、
「これを進めると、どこまで小学校のうちに進むのだろうか」
と興味を持ちました。

現在、小学校3年生ですが、微分(数2程度)に取り掛かっています。
前提ですが
・年齢が低い子供に対して、無理強いして進めたいわけではない
・ただ、日々、一定時間(30分ほど)は取り組む
・学習塾には行かない
・特に中学受験は考えていない
・数学コンプレックスを抱いてほしくはない(できるにこしたことはない)
ということを意識しています。

級/段システム

スタートとしては「数字」に慣れることですが、
ゴールはいったん、高校数学のボスキャラである「微分」としました。
ゴールが分かった方が取り組みやすいので。

学校の進捗を先取ることに賛否はあると思いますが、学校の進度に合わせる必要はないと個人的には感じています。
できるなら、先に進んでしまえの精神。

ここで紹介しようと思ったのは、子供たちの可能性を信じているからです。無理をしなくても、小学生で微分まで理解はできる。

ただ、数学を知って、それを将来的に使いこなせるか(職業や趣味として)は、本人の興味などによってくるかと。

また、塾などに時間とコストを掛けなくても、ある程度、済むのであれば、それに越したことはないと思います。

それに向けて、個人的に級/段制度を設けました
あくまでも代数の要素に絞り、図形や統計などは省いています。
※この辺の考え方は「くもん式」を参考にしています

算数・数学検定が世の中にはありますが、それですと、図形や統計を含み、小学生にはハードルが上がってしまうと考えたからです。

図形や統計などは、微分までが一周した後の対応を考えています。
現在小学3年生の娘は、微分がある程度までできるようになっていますが、「小3の文章問題」に並行して取り組んでいます。

級/段の内容

9級:すうじ
8級:小学1年 たしざん
7級:小学1年 ひきざん
6級:小学2年 たしざん・ひきざん・かけざん
5級:小学3年 かけ算、わり算
4級:小学4年 かけ算、わり算
3級:小学4年 分数・小数
2級:小学5年 分数・小数
1級:小学6年 分数
初段:中学1年 正負の数
二段:中学1年 文字式・方程式・比例
三段:中学2年 式・連立方程式
四段:中学2年 一次関数
五段:中学3年 多項式・因数分解
六段:中学3年 平方根・二次方程式・二次関数
七段:高校1年 式・因数分解・不等式
八段:高校1年 二次関数・二次不等式
九段:高校2年 微分

以降は、こちらの進め方について書いていきたいと思います。

微分までできればOKと言う気はさらさらなく、
むしろ、基礎をまずは築いたというレベルかと思います。
この先、AIを学ぶにしろ、衛星軌道を学ぶにしろ、微分は前提だと思います。
※私はド文系人間なので、AIの学習に苦労しています

次回からは、級/段の中身に触れていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?