小学生と微分とド文系の私 その3
前回の記事
前回まで、小学1年生の「たしざん」まで進みました。
■7級:小学1年 ひきざん
あえて、「たしざん」と「ひきざん」で級を分けてみました。
ものを足すのと引くのとでは、子供にとっては大きな違いがありそうです。
また、成功体験や達成体験という観点でも級を分けてみました。
私の長女のケースでは小学1年の時はドリルをやっていませんでした。
小学校の授業や宿題で十分かなと思っていましたし、休校前だったので、こちらも時間的な余裕がなかったとも言えます。
ただ、現在子供が3年生の時に言ったのが、「小学1年のひきざんがすごい難しかった」です。
また、1年生でこの先に進めようとしても、すごく難しいのではと個人的に思います。
小学校低学年では国語の授業と算数の授業の比率が圧倒的に多いです。
自分の低学年の頃(30年以上まですが。。。)を覚えていませんが、きっと同じだったのでしょう。
これは理に適っていると思います。小学校低学年ですと、日本語の能力や計算力を高めないと、3年生から始まる理科や社会が理解できないということでしょう。
ですので、もしお子さんが1年生の時はあえて先に行きすぎず、1年生の範囲に留め、それ以外の学習に時間を割くのが良さそうです。
それ以外として個人的におすすめしたいのは花まる学習会の「なぞぺー」シリーズですが、こちらは別でご紹介したいと思います。
図形はいったん、級/段では除外していますが、1年生の図形もドリルがあり、取り組むのも良いのではないでしょうか。
■6級~4級
・6級:小学2年 たしざん・ひきざん・かけざん
・5級:小学3年 かけ算、わり算
・4級:小学4年 かけ算、わり算
そもそもこの級分けは「すみっコぐらし」ドリルシリーズを前提にしています。
私の子どもも2年生のひっさん、かけざんから始めました。
2年生ができたら、3年生、それが終わったら、4年生と進めていきました。
また3級とした4年生の小数・分数までは「すみっコぐらし」シリーズはありますが、2022年1月現在はここで終わっています。
よって、以降はくもん出版社の市販ドリルでの対応となります。
1日の最低のページ数を決め(30分でできる程度)、本人が没頭していたり、もっとやりたければ、ページを増やすというレベル。
答え合わせは本人にて行い、分からないことがあれば、私がフォローするというやり方でした。
高校数学挫折組でも、小学校の基礎的な算数はフォロー可能だと思います。
長女は小学2年生の5月~7月くらいまでで、4級まで終わりました。
掛け算は、九九を覚える必要があります。
すみっコぐらし推しという訳ではないのですが、子供が大好きだったのもあり、お風呂に貼れる九九表を購入しました。
※カビに要注意です!!使用後はしっかり干してください。
また、10行×10列の100マス掛け算表をExcelで手作りし、九九の定着を進めました。100マス掛け算表は、九九の法則性が理解しやすいのでお勧めです!
100万を超えるような大きな数字の学習は省略しました。
漢数字をアラビア数字に変換するなど、こういったところも微分という山頂までの旅の中では、少し横道に逸れる部分なので、割愛しています。
学校の学習で十分に理解できるのではないでしょうか。
小学2年生でもここまで来れるのは、漢字にフリガナが振られており、自分で読んで理解できた点が大きいです。
漢字の勉強という副作用もあります。
問題を繰り返し対応することで子供自身の中で理解や消化が進むと感じました。
また、あくまでも基礎的な部分の繰り返しであり、受験で求められるような応用の必要性は感じていなかったため、
市販のドリルレベルの理解で十分でした。
※中学受験は考えないという前提のもと、旅を進めています
また、現在はドリルの問題を自動で用意してくれるWebサイトもあり、こうしたサービスも活用しました。
上述した100マス掛け算同様、低コストで十分に対応可能だと思います。
ちなみに6級~4級で、約4000円の費用感です。
ドリル3冊3000円+かけ算表1000円
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