『読みながら書く』 2
二、執筆の方針
昨日「はじめに」を書いた後、風呂で、タイトルを考えた。「読みながら考える」と「読みながら書く」がまず浮かんできた。数秒考えたのち「読みながら書く」に決定した。
この随筆『読みながら書く』を書いていく上での方針を、いくつか定めることにする。出来るだけ長く続け、内容的にも一定の面白さを持たせたいからだ。今思いついた4点を挙げる。
一、他の人の文章の引用を頻繁に行う
本を読み、引用することで、頭が回り出す。視野が広がる。リズムが生じる。堂々巡りの思考をただ書き連ねた文章になることを防止できる。
二、何もかもを盛り込もうとしない
何もかも全て盛り込まなければ、という気持ちは、強迫性障害に由るものだと感じる。何もかも盛り込もうとするとキリがないし、文章全体としてのバランスも崩れる。そこで次の方針、
三、文章全体の質を高める事を、そのほかのこと(不安解消等)より優先する
を定める。読み物としての質を意識する。
四、数世代後の人(特に私と同じような問題を抱えている人)を仮想読者とする
例えば西暦2090年に30歳になる人が、この文章(本か冊子か)を発見して、読む。
「自分が考えていることと同じようなことが書いてあるなあ。書いた人は100年前に生まれた人かあ」と。
それで私の墓でも訪ねてくれたりするのを想像すると、面白い。
その人の心を落ち着かせる文章は、私をも落ち着かせるだろう。
以上の4点である。
方針は今後随時追加する。
(2023年6月13日)