
家事育児が「必須科目」な妻と、「選択科目」な夫。
こんにちは。日本唯一の家事シェア研究家、三木です。
夫婦で家事育児への向き合い方が違う、というのは子育て家庭あるあるです。
今日は、パパとママで家事育児への関わりの何が違うのかについてです。
とくに、「家事育児、がんばってるつもりなのに、ダメ出しばっかりされてどうすればいいかわからない」ってパパにこそ読んでもらえたら嬉しいです。
▶ 家事育児が「必須科目」な妻と、「選択科目」な夫
日々の仕事も忙しく、帰ってきたら疲れ切ってるし、でもそんな中でもちゃんとできることをやったり、聞いたりしながらがんばってる。
パパさん達、本当にお疲れ様です。
事実、もはや日本のパパは限界まで家事育児がんばってるって調査結果もあります。

「やっぱり”時間”がネックなんだよ」というのは、間違いありません。
「時間さえあれば、時間さえあればさ、俺だってもっと家族に貢献できるんだよ」たしかにそうでしょう。でも、一方でこんな調査もあったりするんです。

この調査は、男女の家事育児時間差の調査で、19年度と21年度を比較したもの。結論として言われているのが「コロナ禍により在宅時間や、仕事以外に使える時間が増えたにも関わらず、男性の家事育児時間は1分しか伸びなかった。かつ、女性は20分増えた」ってことなんです。
「在宅ワークって言っても、家にいるだけで仕事時間は変わってないんだよ」って思うかもしれませんが、残念ながら「仕事以外の時間が増えた」って結果も出ちゃってる。。。
この違いが、なんで起こるのかっていうのを考えてみると。
ママにとって家事育児は「必須科目」だけど、パパにとっては「選択科目」って意識の違いがあるってことです。
▶「必須科目」か「選択科目」かは、天と地ほど価値観が違う
必須科目は、単位を落とすともう「終わり」です。
絶対に落とせない。何があっても死守する。そういうことです。
たとえ社内で「子持ち様」と言われようと、「子どもを作ったのは自己責任なんだから、会社のメンバーに迷惑かけないでよ」と陰口を叩かれようと、キャリアと両立できなくて悩んでも「子育てやめてキャリアに集中します!」という選択肢なんてない。それが必須科目です。
選択科目は、単位を落とすと「痛い」し、取れたら「泊になる」。周りからもすごいって思われるし、がんばってるって認められる。けどできなくても「終わらない」。
社内の雰囲気で残業を断れなくても、子どもは死なないし、キャリアアップのために土日出勤、残業が増える、出張が増える、単身赴任、などの選択肢が(選ぶかどうかは別にして)ある。それは、できなくても「最悪誰かがどうにかしてくれる」ということなんです。
もちろん、十数年前、パパにとって家事育児は選択科目ですらなかった時代からすればこれは大きな進展です。でも、いま書いたようにこの違いは、めちゃくちゃに大きいんです。
すべてのパパにとって家事育児が選択科目化してると言いうことじゃなく、必須科目化していて本当に夫婦で協力しながらがんばってるパパだって、ぼくはたくさん知っています。
でも、必須科目化するには、相当の覚悟が必要。
▶ まずは家事育児をアポイントメントと捉えてみよう
家事育児へのコミット力を増やして、夫婦で協力しながら支え合ってる状態をつくるには、まず家事育児のアポイントメント化がおすすめ。
たとえば「都合がいいときは、お迎えに行く」と「月曜と木曜はお迎え担当」では意識も、仕事の調整の仕方も変わってきます。前者が選択科目で、後者が必須科目です。
お迎えだけじゃなく、「夕飯づくり」「朝の子どもの身支度」など、「できるだけやっていた家事育児」を「この日はパパがやる日」と決めてしまう。
そうすると、まず仕事のやり方が変わってきます。その日は是が非でも残業しなくなるとか、朝余裕を持って起きるために前日に早寝するようになるとか。
こうした変化が重要です。それは、家事育児をやるというだけじゃなくて、結果的に人生にゆとりを生み出してくれるから。
子育ては、働き方を改善する最高のチャンスです。
子育てしてなければ、働き方を改善する必要性に迫られることはなかったかもしれません。
家事育児をアポイントメント化して、仕事も改善して、家庭もみんなが笑顔になって、もう最高なわけです。
これは、嘘や理想論じゃなく、じっさいにたくさんのパパたちが実践して、手にしてきたこと。ぜひトライしてみましょう!
今日も見に来てくれてありがとうございました。
ぜひまた遊びに来てください!
◉ 無料メルマガで片付け・家具選び・家事シェアを本格的に学べる5大特典をプレゼント中です。よかったらご登録お願いします!
◉ LINE公式ができました! まだお友達少ないのでぜひお友達になってください! モヨウ替え講座を無料更新中です。
◉ 著書「家事でモメない部屋づくり」発売中です!
◉ 家事シェアやモヨウ替えについて発信しています! WEBサイトにもぜひぜひ遊びに来てくださいませ(`・ω・´)ゞ
ーーnoteの記事はコチラーー
👉 記事を書いてる三木智有ってどんな人?
👉 子育て家庭のためのお部屋のコーディネートに興味ある人はコチラ
👉 お部屋づくりのコツが知りたい方はこちらのマガジンをどうぞ
👉 人気の記事だけ読みたい、という方はこちら
いいなと思ったら応援しよう!
