「家賃を払ってるんだから、その分家事するのは当然のこと」
こんにちは。家事シェア研究家の三木です。
さて、Xでこんな動画を見かけました。
動画では、男性と女性がこんなことを言い合っています。
だいぶ短くしたので、実際の対話は動画を見てもらえたらと思いますが、おおよそこんな感じ。
リプ欄を見ると、賛同している男性(と思われる)もわりと多く、「令和の時代に生きづらそう」と言った女性を叩くコメントも多数ありました。
きっと男性は論理的で頭がキレる人なのでしょう。ちょっと感情が乗って反論してしまった女性に対して「議論になってない」なんてコメントもありました。
きっと、賛同している男性陣は「よくぞ論破してくれた!」「その通り!」と思っている人が多いんだろうなと思います。
だけど、これ。
こうした対話こそが、夫婦の関係をどんどん悪化させるんだよな〜ってめっちゃ思いました。
▶ 夫婦の議論は論破しちゃダメ!
講演会などでもよく「夫婦の議論は論破しちゃダメ!」って話をします。
それはなんでかって言うと、論破をすることで関係が悪化するから。
そして、この動画の対話こそがまさに、関係を悪化させるダメな対話だなって思います。
夫婦や家族の対話って、どっちがどれだけ正しいかじゃない。
正しさよりも、お互いの信頼関係の構築にこそ意義があるんです。
▶ 夫婦はお互いの幸せのために、与え合う関係でありたい
僕は「等価交換な夫婦関係」って、嫌だなぁと思う。
なんか、契約上の付き合いのようだし、そんなに損得で関係を構築したいなら、家事代行業者でいいんじゃないかって思います。お金払った分、確実に働いてくれるし。
それよりも、パートナーや家族に自分がどれだけいろんなことを与えられるかを誇りに思っていたい。見返りなんかなくても、たくさんのことを与え合いたいと思ったから結婚したわけなので。そして、子どもが生まれて、こんなにも無条件で気持ちよく与えられる相手ができたことに、さらに喜びを覚えたから。
きっと、この男性は自分が家族のために何かをして、そこに同じだけの見返りがないと「搾取された」と思うのかもしれません。
だけど、しょせん家族なんて等価交換で成り立つわけもなくて、「世の中は等価交換である」という前提がすでに無茶苦茶です。
むしろ、妻や娘がぼくに与えてくれることよりも、多くのことを与えていたい。それでも、一緒にいてくれたり、楽しく毎日を過ごしてくれていることへの感謝は返しきれないんだろうなって思うんです。
「家賃払ってるんだから、家事やってよ」とか。
正直、どうでもいいと思うんだよなぁ。
等価交換な夫婦関係と、与え合う夫婦関係。
どっちのほうが、理想論なんだろう??
今日も見に来てくれてありがとうございました。
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