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情報発信してるなら、音声配信がめっちゃおもしろいぞ!〜Voicyはじめました!〜
なんと! 今年の1月からVoicyをはじめました。
ひとりでスマホに向かってしゃべるのってキツイかなって思っていたんですが、めちゃくちゃ楽しい⋯! これからますます音声配信プラットフォームが広がっていくだろうなってのが体感として感じられます。
今日は、番組の紹介もしたいんですが、いま情報発信に力を入れてる人はぜひ音声配信プラットフォームを持ったほうがいいぞってことを、3つのメリットと、3つの勘違いからお話します。
▶ 音声配信が、情報発信したい人にお勧めな理由3選
まずは、音声配信をはじめてみて実感しているメリットから。
まだはじめてから2週間ほどなので、こんなにビジネスに役立った! みたいなことじゃなく、発信力という視点で上げてみました。
◉ メリットその① 時間がかからない。
僕はずーっと情報発信はテキスト派でした。
書くことが好きだし、これからもテキストでの発信は変わらずに続けていきます。
でも、1記事1〜2,000文字書くとして、これを書き上げるのに短くて3〜40分。長いと数時間。下手すれば数日かけてようやく書き上げることになったりする。
ところが、音声配信は20分の収録には、20分しかかからないんです。
当たり前のようですが、ずっと文章を書き続けていた僕はこれに驚きました。だって、2,000字の文章って読むのは5分ほど。たった5分で読まれてしまうコンテンツを作るのに数時間もかかっていたのに。20分でできたコンテンツを20分かけて聴いてもらえるなんて、凄すぎます。(1.5倍速で聴くよ、とか細かいことはともかく)
また、「インプット」という視点で見てもいい点があって。おそらくテキストの方が必要な情報にピンポイントでアクセスしやすい。音声だと「これについて聴きたい」と思ってもそこにピンポイントで話を合わせて聴くのってちょっと面倒。
だけど、「ながら聴き」できるのが音声配信の圧倒的な魅力です。
テキストや動画ってどうしても「視界」をそっちに持っていかれます。だから、何か作業をしながらってちょっと難しい。音声配信だと使うのは耳だけなので、家事をしながら、お散歩しながらなど何をしていても「ながら聴き」ができる。これが、ユーザー体験として僕はとても良かった。そしてそういう人がいま確実に増えている。だったら、そういう情報発信をしたほうが絶対にいいと思うんです。
◉ メリットその② コンテンツを横展開できる
2つ目が、コンテンツの横展開がしやすいということ。たとえば、noteで書いたことを音声配信で発信したり。音声配信でしゃべったテーマをnoteに書いたり。この行き来ができる。
ぼくはnoteの他に、ブログ、WEBメディアでの連載、企業の広報誌連載などいくつかの媒体で記事を書いています。で、気をつけなくちゃいけないのがWEB上にコピー記事と思しき記事を量産させてはいけないこと。
SEO的に引っかかるので、noteで書いた内容は、他の媒体に流用しにくい。同じテーマで書くにしても結構気をつけてコピーにならないようにしたり、エピソードを変えたりします。
これだと、一つのネタを横展開しにくいんです。
ところが、音声配信だとそれを気にしなくていい。
楽をするなら、AIに音声を自動書き起こししてもらえば、それで音声とテキストの2つのコンテンツが出来上がってしまいます。
これは、楽ちんです。
◉ メリットその③ 人となりが伝わる、こまかなニュアンスが伝わる
テキストでもある程度人となりは伝わります。けど、「声」って声色や間や言い回し、話すスピードやテンポなど、テキストでは伝えられない「その人」がガツンと伝わってくる。
もしかしたら映像よりも「素」が伝わるんじゃないでしょうか。
映像ってどうしてもよそ行きになります。ぼくもTVや動画に出るときは、いつもよりONモードになるし、笑顔をつくって明るく楽しくおしゃべりする。それはそれでもちろんいいんだけど、音声配信ってこのスイッチがONとOFFの間ぐらいになる。
芸人さんのラジオも、いつものTVで見せるONじゃない、本音が聴けるところが魅力だったりする。カメラがないってだけで、人は結構素になるのかもしれません。
そして、僕もそうなんですが、ずっとその人の音声配信を聴いてるとそれが習慣になりやすい。その人の「声」を聴きたくなる。これは不思議だなー。でも、ラジオなんてまさにそうですよね。ラジオリスナーってやっぱり一段深いその人のファンって感じがします。
と、いうことは。
やっぱり音声発信を続けていれば、いつかそうやって自分の配信を楽しみにしてくれるファンができてくるかもしれないってことです。これは、楽しみだ!
▶ 音声配信はじめる前の3つの誤解
音声配信を始める前は、めちゃくちゃ大変なイメージがありました。でも、その誤解が解けたので3つの誤解としてお伝えします!
◉ 誤解その① 音声配信はめっちゃ大変
僕自身、Voicyをはじめるまで、音声配信ってめちゃくちゃ大変なイメージがあった。そもそも以前Podcastをやっていたときは、結構編集に手間がかかったり、企画を考えるのも大変だったりして、1本つくるのにすごく時間がかかってたんです。で、結局時間がなくて配信ができなくなってしまった。
Voicyを選んだ理由は、できることが少ないこと。
「パーソナリティファースト」をコンセプトとしていて、とにかく配信しやすく、編集などが一切できません。ジングル入れたり、言葉のヒゲをカットしたり、BGM選んだり、サムネ画像だっていらない。この徹底的に引き算した環境がめちゃくちゃいい。
どうしても名だたるPodcastを聞いていると、編集もコンテンツも練りに練っているものが多い。その戦場にいると、そうしないとダメな気がしてしまうし、そうしたくなってしまう。でもVoicyはそれができないようになってる。だから、余計なことに惑わされずに喋ればいいって割り切れる。
すっぴん勝負なところがすき。
これはべつに、Voicyじゃなくてもそうすればいいってことです。僕も、Voicyパーソナリティに選ばれなかったら、違うプラットフォームで同じように配信しようと思っていました。どれだけ割り切れるかが大事で、きっとファンになってくれる人はあなたの声が聴きたいのであって、編集技術の高さに感心したいわけじゃないのです。
◉ 誤解その② 音声配信は上手にしゃべれないと聴かれない
上手にわかりやすくしゃべれなくちゃ、というのは音声配信を躊躇する大きな理由になります。
でもこの「上手にしゃべる」も、何を持ってして上手にしゃべるなのかが曖昧。
音声配信がラジオしかなかった時代は、しゃべるプロだけがラジオでおしゃべりをしていました。だけど、いまは誰もが自由に配信できる時代です。ラジオDJみたいにしゃべれる必要はないし、理路整然と滑舌良くアナウンサーのようにしゃべれる必要もない。ただ、友人と話をするときのように伝えたいことを伝えられればいいし、聴いてる方は案外それで理解できる。
それに最初から上手にしゃべれる人なんていません。
ブログだって、最初から完璧な文章を目指したって無理なように、音声配信だって場数を踏みながら少しずつ慣れていけばいい。ただし、文章も音声も場数を踏まないと上手にならないのは間違いない。
◉ 誤解その③ そんなにしゃべるネタが無い
しゃべるからには、面白いネタがないとダメ。そんなにしゃべることない。そう思って躊躇する人もいると思います。
でも、これは上記したように、音声配信はネタの使い回しがしやすい。同じことを言っていてもテキストと音声とでは随分ニュアンスが変わります。
そういう意味では、もちろん自動AIで音声をそのままテキスト変換してもいいんだけど(楽だし)、僕としては、同じテーマでもう一度書くってのもいいんじゃないかと思う。
書く内容も決まってるし、大体の流れも決まってるからすぐ書ける。そのうえ、しゃべったときは上手く流れや意図を組めなかったところの保管もできる。そして、ただの書き起こしじゃない新しいコンテンツができる。これはコスパがいいように思うんです。
逆に、テキストにしている内容を音声配信でしゃべってみるのもいい。そのまま朗読しても仕方がないかもしれないけど、過去の記事を読み返して、今の自分だったらこう思うなとか、付け加えたり削ったりしながら話すのも面白いですよね。
こうすると、これまでテキスト書き続けてた人は山程音声コンテンツ量産できるんじゃないだろうか。
▶ ずっと面倒くさかったけど、やってみたら楽しくて、もっと早くやればよかったって思ってる!
音声配信は数年前からもう盛り上がっていたし、もっと前からはじめればよかったなーっていまは思います。
でも、僕の周りで魅力的な音声配信をしている人たちが増えたことが、参入のハードルを下げてくれました。
僕はまだ始めたばかりのひよっこなので、そんな先輩たちの背中を眩しく眺めながら、がんばって楽しんでいきたいと思います。
ぜひよかったら、聴きに来てください!!
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ーーnoteの記事はコチラーー
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