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暮らしには、「余白」が必要。
何回受けても取材というのは緊張する。
とくに、写真撮影があるときなど、どんな風に「笑え」ばいいかわからない。自分の顔の筋肉がこんなにも強張るのかと困惑する。
今年最初の取材(取材日は1月初旬)となったのが、noteで連載しているYohana Days。
暮らしのコンシェルジュサービスと言えるサービスYohana。
以前、#家事分担の気づき というお題企画を行っていて、僕もずっと気になっていた存在。まさかこうしてお声がけいただけるなんて、とてもありがたくて、この日をとても楽しみにしていました。
暮らしには「余白」が必要
対談の中で印象的だったのが「余白」の話です。
本来あるべき心の余白を生み出すために私たちのサービスを活用していただきたいと思っています。
子育てをしていると、子どもに対して「かわいいな〜」と思う瞬間がたくさんあります。「ねえねえ、あっちにいきたい」と手を引かれて着いていったら大きな石。「ほら、この石。ちょっとパパに似てる!」。こんなことを言われて大笑いした日もありました。
だけど、「あっちにいきたい」と言われたとき、僕の心にそれを受け入れられるだけの余白がなければどうでしょうか。
「家はこっちでしょ。ほら、ふらふらしないでちゃんと歩いて」結果的に早く家にたどり着けるかもしれませんが、「パパに似てる石があったよ!」という素敵な瞬間は、永遠に取り戻せません。
「子どもを『かわいい』と思う気持ちは、心の余白の中に入り込んでくる」
僕はそう思っています。「子どものかわいさが、クサクサした日々の疲れを癒やしてくれる」という見方もあるかもしれません。でも、僕はそうじゃないと思う。子どもの寝顔がかわいくて愛おしいのは、ただかわいいからじゃない。眠ってくれたおかげで、心のなかに余白が生まれたから、その中に寝顔をかわいいと思う気持ちがするりと入り込んでくる。
だから。もしもパパが家事育児をまったくしなくて、ママがワンオペになっているのだとしたら。それは、ママが子どもをかわいいと思える余白を奪っているとも言えるかもしれない。もちろん、パパにだって心の余白は大事。仕事が忙しすぎて、家事育児にも必死になって、それで心の余白がなくなっているのだとしたら。そりゃ、夫婦でイライラしてしまうのも仕方がない。
Yohanaのサービスは、この心の余白を、夫婦だけじゃなくYohanaを通して生み出そうとするサービスでもある。そこがね、とても魅力的だなと思ったんです。
そういえば、先日Voicyで「スキマ時間を使って家事をしないほうがいい」という話をしました。
このときは、話さなかったけどスキマ時間を一生懸命有効活用しようとするほど、心の余白はなくなる気がします。そして、放送でも話したようにスキマ時間は「そのときにやりたいと思ったこと」をちょろっとすればいい。
ぼーっとしても、SNS見ても、本を読んでも、家事をしてもいい。けど、大事なのは「この一瞬だって無駄にはしないぞ!」なんて片意地をはらないことです。
今日も見に来てくれてありがとうございました。
では、また!
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