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noteメンバーシップ「家事シェア白書2025制作プロジェクト」を始めます!

こんにちは! 家事シェア研究家の三木です。
この度、noteメンバーシップを使って「家事シェア白書2025制作プロジェクト」応援サポーターの募集を開始します!


「家事シェア白書2025」とは?

まずは、そもそも「家事シェア白書」ってなんぞや? というところをお話します。

***

僕は、いつかこんな未来が来てくれたらいいなと思っています。

「わたしが子どもの頃って、家事育児って女の人ばっかりやってる時代だったんだよね。それってヤバくない?(笑)」

子どもたちが大人になったとき、そうやって今の時代を笑ってくれること。

「えっ、共働きなのに家事は片方だけ? そんなのブラックすぎない?」
「家事をシェアしないとケンカになる? ていうか、なんで昔の人はそんなことでモメてたの?」

未来の子どもたちが、こんなふうに笑って話す日が来たら最高だなって。
でも、現実はどうでしょうか?

◉ 日本の男性の家事時間は、2016年から2021年の5年間でたった10分しか増えていません(総務省「社会生活基本調査」2021年)
◉ 「ワンオペ育児」や「家事の押し付け合い」が原因で、SNSでは今日もどこかで炎上中。
◉「家事シェアできてる家庭」って、実はまだまだレアケース

このままだと、僕たちの子どもたちも同じ悩みを抱えることになります。
「家事分担の問題」を、次の世代にまで持ち越させるわけにはいかない。
そろそろ、僕たちの代で決着をつけませんか?

そんな思いで、「家事シェア白書2025」を作ることにしました。


なぜ、今「家事シェア白書2025」を作るのか?

12年前、僕たちは「家事シェア白書」を作りました。
当時は、「夫婦の家事を家族事にする」という価値観を広めることを目的に、100人へのロングインタビューや300人のアンケートをもとに、家事シェアの実態をまとめました。

2013年発行|家事シェア白書

結果的に、この白書は企業や行政、メディアで取り上げられ、「家事シェア」という言葉の普及に少しは貢献できたと思います。

そして今、時代は大きく変わりました。

・家事は男女関係なくやるもの という考え方は社会に浸透しつつある
・男性の育休取得率は30%を超えた。
・家電のCMにも、家事をする男性の姿が当たり前に描かれるようになった。

「もう、家事シェアの価値観は勝手に広まっていくだろう」
そう思っていました。

でも、現実は甘くなかった。

社会の変化、遅すぎ問題。

・家事育児の分担で夫婦ゲンカが勃発するのは、相変わらず日常茶飯事。
・「うちは家事シェアできてるよ!」と自信満々な人は、実はごく一部。
・そして、5年で10分しか増えない男性の家事時間。(←しつこいけど、これ衝撃じゃないですか?)

もうね、このスピード感じゃ、孫の代になっても家事のことで揉めてる可能性がある。それに、そうこうしている間に多くの夫婦が家事シェアで不満を抱えたまま子育て期を過ぎてしまいます。

いやいや、それは困る。
この問題、僕たちの世代で終わらせましょう!


「家事シェア白書2025」で目指す3つの未来

家事シェア白書2025のコンセプトは

「家事分担の課題を、次世代に引き継がせない」

この白書は、過去を振り返るだけじゃなく、これからの「家庭の家事のあり方」を描きたい。そして、白書をきっかけにこんなことが社会に起こったらいいなと思っています。


① 「家事シェア? そんなの当たり前でしょ」という時代を作る
〜家事シェア教育の普及〜

家庭での家事分担の意識って、育った環境に大きく左右される。だからこそ、学校で「家事シェア」を学べる機会が必要だと思いませんか?

「掃除や料理をやりましょうね〜」じゃなくて、「家庭内の役割分担って、将来のキャリアにどう影響する?」みたいな視点で学べる授業。
「将来パートナーとモメないために、今から家事の基礎を身につけておこう!」くらいの勢いで!

学校で家事シェアについて考えることが当たり前になれば、次の世代は、僕たちほど家事で悩まなくなるはずです。

この白書が、教育に携わる人達の手に渡り、家事教育についてともに考えていく景色。そんな景色を見てみたい。


② 企業とともに家事シェアを広げる

企業のマーケティングやサービスの中にも、家事シェアの価値観をもっと取り入れるべきだと考えています。

例えば、家電メーカーや住宅メーカー、家事代行サービスなど、家事に関連する企業が、もっと積極的に「家事シェア」をコンセプトにした商品やサービスを開発することで、社会全体の意識も変わっていくはずです。

実際に、家電のCMでも「男性が家事をする」シーンが増えてきました。でも、まだ足りない。

この白書を通じて、企業にも家事シェアの重要性を伝え、社会全体で取り組む流れを作りたい。

⋯というか、そもそも。家事シェアを売り出してる企業のみなさん、自分の家では家事シェアできてます??


③ 家族みんなが支え合える社会

結局は、これが一番大事です。家事シェアとは「分担」じゃなくて「協力」です。家事を分担することは、単に負担を減らすことではありません。

家族が、それぞれのキャリアや夢を諦めずに生きるために、必要なことなのです。

・家事育児を理由に、キャリアを諦める必要がない社会。
・お互いを支え合いながら、自分らしい生き方ができる家庭。

そんな未来を、この白書を通じて作っていきたい。


⋯ずいぶんと大風呂敷を広げてしまいました。
僕も長い間この活動をしているので、白書をつくっただけで社会が大きく変わるわけじゃないってことはよくわかっています。だけど、いま動き出しているこの流れを少しくらい早めることならできるかもしれない。

それに、自分にできることが小さいからと言って、何もせずに眺めているだけなんて、かっこ悪くて娘にそんな姿は見せられない。

いま、この瞬間。自分がやりたいと思ったことにまずは全力で取り掛かってみる。これまでだってそうだったし、これからもそうやって一歩一歩進んでいきます。


noteメンバーシップ:クラウドファンディング
家事シェア白書2025制作プロジェクトとは

このメンバーシップは、「家事シェア白書2025」の制作過程を公開しながら、皆さんと共に次の世代が当たり前に家事を分かち合える社会を考えるプロジェクトです。

▶ 概要

このメンバーシップはnoteのメンバーシップ機能を活用した家事シェア白書制作のためのクラウドファンディングです。リターンにあたるのは「制作プロセス公開」です。

◉メンバーシップ機能を利用していますが、基本的には「白書の制作プロセスを覗き見できる有料マガジン」です。
◉ときおり、協力を呼びかけることもあります!
「よっしゃ!やったるぜ!」と思ったら力を貸してください(。>﹏<。)←強制ではありません!
◉参加費は白書制作のために活用させていただきます。


▶ 更新内容

白書執筆の生原稿→白書はnote上で執筆を行います。
・白書の制作進捗や調査データの共有
・家事シェアに関する最新の社会動向やインタビュー記事
・購読者限定のアンケートやディスカッション

▶ 更新頻度

・月に3〜4回程度を予定(進捗により変動あり)

▶ 対象者

・家事シェアや家事分担の課題に関心がある方
・教育・企業・行政など、家事シェア推進に関わる方
・白書制作に参加し、次世代のために社会を変えていきたい方
・白書作成を応援するよ!って方!!!!

購読料は、白書制作費用に活用させていただきます。
ぜひ、このプロジェクトに参加し、子どもたちが家事のことで悩まない未来を一緒に作っていきませんか?


と、いうことで。
こちらが家事シェア白書メンバーシップになります!
これから少しずつ白書の制作過程を公開していきます。ご興味ある方は1ヶ月の無料期間もあるので、ぜひご参加ください!


今日も見に来てくれてありがとうございました。
ぜひまた遊びに来てください!


「NPO法人tadaima!」では「ただいま!」と帰りたくなる家庭になるためのお手伝いをしています。

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三木智有|家事シェア研究家
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