レコードを作る3
発注したレコードのテストプレスがようやく届いた。送り忘れていたようで、詫びのメールに特急便のトラッキングIDが貼り付けられていた。それから一週間もしないうちにすんなり手元に辿り着いた。
まだテストプレスの段階だが、自分の音楽がレコードになったことは感慨深い。ターンテーブルにレコードを乗せ針を置く。チリチリと鳴りながら針は第一曲目に向かって行った。
音質は元のデータとほとんど変わらない印象。なんとなく音の伸びが滑らかに感じる。中低域が少し重い印象があったが、許容範囲だ。レコードならではのノイズが所々気になる。テストプレスは5枚届いたので、ノイズがレコードの原盤によるものがないか別の盤で確かめる。慎重に問題がないか一曲ずつ確認していったが、問題はなさそうなので、次の行程に進めてもらう旨をメールした。
友人の話によると、テストプレスは最高だったが、本プレスはいまいちということもあるらしい。届いてみないと分からない。
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