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【読書録】禅、シンプル生活のすすめ(枡野俊明・著)

なぜ、読んだ本を公開するのか

毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』というオンライン読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、最後に何をするのかを宣言します。

いつも発表するときに、引用箇所を入力したり、Kindleから自分にメールで送りコピペしたりするのですが、それを消すのってもったいない。

あ!noteに残しておけば一石二鳥。
ということで、発表内容をまとめた記事を書き続けています。

読書会は、一般の方でもお試し参加もできるので、興味のある方はぜひ!

読書が苦手な方も、読書習慣が手に入ります!
読書が得意な方は、ワンランク上の読書が身につきます。

ビジョナリー読書クラブのお試し参加の詳細はこちら。

今回読んだ本はこちら。


いつものように、Kindle Unlimitedで気になった本を物色。今週も枡野さんを読んでみました。ここ二週間くらいまったくやる気がなくて、読書はゼロ。体調も戻ってきたので、読書生活を今日から復活させることに。

それでは早速ご紹介しましょう。

【引用その1】脚下照顧

禅には「脚下照顧」という言葉があります。その意味は、自分の足元をよく見なさいということ。自分の足元が見えていない人は、自分自身が見えていない、ひいては、人生の行く先も見えていないということです。大げさに思われるかもしれませんが、こうした小さなことが実は、生き方に大きく影響しています。家に帰ったら、玄関で脱いだ靴をきちんと揃える。食事に行って座敷に上がるときにも、靴をすっと揃える。たったこれだけのこと。三秒もあれば十分です。

生活のリズムが乱れてくると靴が揃っていなかったり、食器や衣類がそのままになっていたりすることもあります。そんなときは「乱れが始まった」と考え、丁寧な生活を意識するようにします。

この本を読んでから、すぐに靴を揃え、掃除機をかけ、枕カバーなども洗濯しました。著者の言う通り、靴を並べるのなんてたったの3秒です。その3秒すら時間が捻出できないなら、その代わり何をしているのでしょうか……。

スマホでゲームをしたり、ネットサーフィンをしたり。もっと優先順位の低いことをやっているはずです。

靴を揃えるというのは、本当に基本の基本。そこに立ち返ってしっかりとした生活をしたいと思います。


【引用その2】食と向き合う

​​食事をするとき、「食べる」という行為に意識を集中させていますか。朝食は、ものの数分であわただしくとる。昼食は会社の同僚たちと一緒に、仕事の話をしながら。そして夕食はテレビを見ながら食べる。食べるという行為があまりにおろそかになっていないでしょうか。禅には「喫茶喫飯」という言葉があります。お茶をいただくときには、お茶を飲むことのみに集中し、ご飯をいただくときには、ご飯をいただくことのみに集中することを言います。ひとつの惣菜を食べるときには、それをつくってくれた人に思いをはせる。野菜が畑で育まれている情景を思い浮かべる。自然の恵みに感謝の気持ちをもつ。

食事をしながら、動画を見たり、人と話をしたり。あるいは、一人で居酒屋に行き食事をとりながら読書をする事もあります。栄養補給のためだけの食事ならそれでもいいかもしれません。しかし、生活を豊かにするための食だと考えたらどうでしょうか……。

お米の一粒一粒を味わう。そんな姿勢で食とも向き合っていきたいと思います。お米を作る苦労だとか、牛肉として出荷されるまでにどれだけの人の手間がかかっているのか。結果肉塊だとしても、もっとその裏側にあるものに目を向けて感謝の気持ちを伝えたいところです。


【引用その3】三毒を排除

仏教には「三毒」というものがあります。物理的に飲んだりする毒ではなく、欲望や煩悩を毒にたとえた教えです。「三毒」とは、「貪・瞋・癡」の三つ。まず「貪」とは貪りの心です。何でも欲しがり、ひとつを手に入れてもなお欲望が尽きない心。「瞋」というのは怒りの感情を言います。ちょっとしたことで怒りを覚え、それを表に出したり、誰かにぶつけたりすることです。そして三つ目の「癡」とはおろかさのこと。常識や道徳を知らず、教養が欠けている状態です。この「三毒」に支配されている限り、人間は安寧な生活を営むことはできません。逆に言えば、この三つの煩悩を捨てることができれば、自由で幸せな生き方ができるという教えです。この「三毒」がちょっと顔を出したときは、呼吸を整え心を落ちつかせてみてください。そうすると三毒は頭までのぼってきません。

物欲、怒り、この二つはもうほぼなくなりました。ものは減らしたいと思うし、死んであの世に持って行くこともかないません。今必要な分だけを持ち、不要だと感じたら手放す。ミニマリストのような生活に近づいていると感じています。

以前は車もほしかったですが、今は管理が面倒なのでレンタカーで十分。ものを持たないことによる幸せを感じることが増えてきました。

最後の「愚かさ」については、いつまで経っても残ると思います。どこかで人は愚かだと思っているし、だからずっと学習をしていくのだと思います。自分の愚かさと一生付き合っていく。そして常に改善していく。そのため、「愚かさ」というのは最後まで残していってもいいのかもしれません。


まとめ&宣言

もっと一つ一つの所作と向き合い、丁寧な生活をします!

今日は、読書会で発表してからひたすら掃除をしています。

このような休日もいいものですね。


今回読んだのはこちらの本です。


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