俯瞰する力を身に付ける
すべてにおいて、「俯瞰する力」って重要ですよね。
自分が書いている文章に対して、客観視する力があれば、改善ができる。
講師として立っている自分を俯瞰できれば、聴衆がどう感じているか、次にどうするべきかが分かる。
視点を自分から、天井に移すだけで、いろんなことがバランスよく見えるようになります。
この「バランス」の重要性は、ずっと昔から、何度も何度もいい続けています。しかし、バランスってありきたりの言葉だから……正直、あまり食いつきがよくありません(笑)
多くの人が、強い主観を持って情報を扱っています。
相手の立場に立つというのも大事ですが、これは、自分と相手で見方を変えただけに過ぎません。
2人の会話を、第三者としてみている。
それが客観的な視点であり、俯瞰に近い状態です。
ビジネスを組み立てるときにも、絶対に俯瞰した視点は必要です。
たとえば、あるセミナーを企画したとしましょう。
・セミナーのコンテンツを作る
・セミナーの募集ページを作る
・セミナーの募集を行う
これを一つ一つやっていきます。
取り組むときは、目の前の作業に全力でOKです。
しかし、たまに全体統合や最適化を図る必要があります。
この募集ページで募集をしたら集まるかなぁ。
そもそも、このテーマで人は集まるかなぁ。
近づいてのめり込む。
遠ざかって客観視する。
これを繰り返して、全体のバランスを取っていきます。
「メルマガ出したいんですけど」
「本を出したら、うまく行きますよね」
このように質問をしてしまう人は、近づいてのめり込みすぎなのです。
全体が見えず、それが唯一の成功策だと考えています。
しかし、実現したときに、思ったような成果が出ません。
そこで、茫然自失となってしまうのです。
「値下げをすれば、売れる」
「認知されれば、売れる」
「ブランド力があれば、売れる」
「紹介者がいれば、売れる」
「製品が良くなれば、売れる」
基本的にそんなことはありません!というか……それが唯一の解決策だと思うことに問題があります。
『ビジネスモデル構築セミナー』では、この全体最適の話をよくしています。
自分の思い込みを外すためにも、ちょっとだけ俯瞰をしてみるべきなのです。私の場合、ずっと客観視を続けています。
私が書いている文章も、話している内容も、声も。
場合によっては、思考すら客観視しています。
あまりやり過ぎると、自分が自分で無いみたいな感じになるので
オススメはできません(笑)
ただ、たまに自分と距離をとって、眺めてみる。
これは本当に大事なことですよ。
自分を俯瞰して、客観的な改善点を見つけてから「ブランディング」や「出版」などに進むべきです。
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