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テレパシー?御朱印巡りの帰りに出会った不思議な引き寄せ

不思議なことがあったので、共有してみようと思う。



先日息子が突然、明日ばーちゃんの家に行くと言い出した。
ばーちゃんの家はうちから電車で4時間もかかる所にある。


未だ一人で行ったことはなく、私としても、全部一人で行かせるのは、心もとない。
なので、途中まで送っていくことにした。
そして、どうせ途中まで行くなら、その近辺で御朱印巡りでもしようと計画していたら、息子も行きたいと言い出した。


急な予定だったので、バタバタと準備した。
その辺りにどのような神社やお寺があるのか分からなかったので、ネットで検索した。
すぐにおすすめ御朱印巡りの旅のサイトを見つけたので、それの通りに回ることを決めた。


当日は娘が別件で出かけることになっていたので、それを見送ってから息子と出発した。
道中の電車は結構混んでいた。
気温もこの時期にしては高く、案の定、息子の体調は悪化した。


幸いにも周りの人たちが助けてくれて、途中下車することなく目的の駅まではたどり着けた。
その後、駅で水を飲みつつ休憩。
体調が回復したあと、次の駅に向かって出発した。


その後は体調が悪化することはなく、スムーズに最初の目的地であるお寺に向かえた。
お参りし、御朱印を受け取り、次の目的地に向かうと、そこの神社の御朱印帳は、龍の絵が描かれたものだった。



龍好きの息子は、その御朱印帳が欲しいと言い出したので、購入することにした。
そこから先は、二人分の御朱印を頂きながら回った。
途中、道に迷いながらも、たくさんの御朱印を集めることが出来た。


時間と距離の都合で、最後の目的地となったとある神社。
御朱印には種類があって、息子は両方欲しいと言っていたが、予算の都合で一人一枚づつ。



私と息子が違うものを選べば、両方見られるので、そのようにすることにした。
いざ、順番が来て、御朱印帳を差し出す。
私が一番で息子が二番の御朱印をとお願いした。


そこは手書きで書いていただけるところ。
担当の方が見事な達筆で書いてくださった。
私のが終わり、続いて息子の順番。
違うものを頼んだのに、同じものを書き出した。


気づいた私がそれを伝えると、間違ったから次のページに選んだものを書いて良いかと問われた。
結果的に息子は、両方の御朱印を片方の値段で手に入れた。


その日は人が多く、席の都合でランチも休憩も店に入ることが出来なかった。
涼しい場所での休憩が出来ないままずっと動いていたので、駅までの帰り道、疲れたのでお茶をしようと言っていた。



もしまた席が空いていなかったら、諦めて電車で休みなと話していた。
その後カフェを除いてみると、2箇所目でようやく2席分空いている店を見つけた。


神様にたくさんありがとうとお礼してきたから運が良くなったと喜ぶ息子。
確かに、店が一瞬空いたのはそのときだけで、すぐに長蛇の列が出来た。


不思議だねと息子と話しながら休憩して、いざ、息子を最後の電車に乗せるべく、駅構内に向かう。
ばーちゃんへのおみやげを選び、ホームへと行った。


慣れない駅なので少し戸惑ったが、無事に電車に乗せることが出来た。
結構混雑した電車だったが、発車して間もなく、座れたと連絡があった。
座れれば具合が悪くなることもないだろう。


その後私は、同じ駅で娘へのおみやげを購入し、帰路につく。
たくさん歩いて疲れ切っていたので、座りたいと思ったが、当然のごとく座席は空いていない。


だから、引き寄せようと、頭の中で引き寄せの言葉を唱える。
決して口には出していない。
しばらく唱えたあとは、息子や娘に連絡をしていたので、ずっと唱えていたわけではない。


なぜか前に座る女性がキョロキョロしだした。
間もなく降りる駅なのかな、もしかしたら座れるかなと期待に胸が膨らむ。
その後もキョロキョロしている女性。
なぜか彼女からの視線を感じた。


それから何駅か経ったところで、席どうぞと譲られた。
降りるのかな?と思った私は、ありがとうございますとお礼を言って座った。



しかし、彼女は降りなかった。
その後さらに混雑してきたので、彼女がどこで降りたかはわからない。
少なくともすぐに降りなかったのは確かだ。



私は私の願望を口には出していない。
でも、よく考えたら、私は妊婦でも怪我人でもない。
それなのに、席を立つときにどうぞと声をかけることがあるだろうか。


それはまるで、妊婦やお年寄りに席を譲るときのような仕草だった。
年齢的には微妙だが太めではあるので、妊婦と見間違えた可能性は0ではないが、マタニティマークなどは付けていない。


なんでだ?と頭の中は?でいっぱいになった。



繰り返すが、私は願望を口には出していない。
もし口に出していたなら、周りの人が訝しがっただろう。
それは無かったので、うっかり口にするなんてことも無かったはずだ。


彼女が人の思考を読める人で、私の思考を読んだのか?
などと不思議な考えにまでたどり着いたが、息子じゃないが、今日はたくさん神様にお礼をしてきたので、運が上がったんだなということにした。


その後、途中の駅で私は夕食を済ませ、娘と合流。
一緒に帰路についた。


その日はとにかく不思議な日だった。
未だによく分からず、ふわふわする感覚がある。
もし本当に御朱印巡りで運が上がったなら、そんな簡単なことはない。


今回不思議な体験をしたので、私は今後、折りに触れ、御朱印巡りをしてしまうかもしれない。
家に帰って娘に、その日にあった不思議なことを話してみた。



自分は恵まれていないと昔から良く言っていた娘。
そんな娘は悪縁を切りたいという。
だから、今度は一緒に行こうと誘っておいた。


もし、運が悪いと嘆いている人がいるなら、御朱印巡りを試してみると良いかもしれない。
コツは、神様にご挨拶とお礼を申し上げること。
願い事はしない。



もしかしたら、私のように、不思議な出来事を体験できるかもしれない。



関連記事はこちら。
前回の御朱印巡りの旅。

神社にまつわる不思議体験の話。




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