熊本研修旅行(02)熊本城
魂の故郷田原坂を満喫したら、熊本城であった。
ずーっとダンマリを決め込んできた西郷が
ニセドンたちの暴発をきっかけに
やむなく決起した後
一番最初に向かった所である。
薩軍は、
桐野利秋を筆頭に
「すぐ陥落できるやろし、むしろ味方になってくれるわな」
とタカをくくって訪れたはエエものの、
ものごっつ抵抗された挙句
足止め食らうだけ食らって、
結局落とすこともできなかった
SASUKEもびっくりの
加藤清正作難攻不落ステージである。
------------------------------------------------
さてそんな歴史的価値の高い名城であるが
2016年4/14〜4/16にかけて
6強、6弱が連発した熊本地震で罹災。
崩れ落ちた石垣や、ボロボロになった瓦屋根は
県外の我々にも、その揺れの凄まじさを伝えたのであった。
あれから3年。
人々の努力で怒涛の復旧、
2019年秋には本公開を控えているとのことだが
春現在では一部通行規制が引かれているのであった。
舞い散る桜の向こうに見える天守閣への道は
未だ封鎖中であった。
崩れ落ちたままの石垣。
堀の水は抜かれている。
奇跡的に一本柱が倒壊を防いだことで有名な「飯田丸五階櫓」
天守閣の瓦は整然と修復されている。
青空に、古の建築と、それらを守る近代設備のコラボがかっこいい。
2019年秋には修復を終えるとのことだが
修復真っ只中の城もまた
「それはそれで今しか見れない貴重な姿だなぁ」と感慨深いのであった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?