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大人になってから自己肯定感は上がるのか

私は自己肯定感が低い。
そして、主人も自己肯定感が低い。
大人になってからでも自己肯定感は高くなれるのだろうか、ということをここ最近考えています。

娘が生まれ数ヶ月経ち、保育園のことや私の職場復帰のことなど、半年先を見据えて夫婦で話す機会が多くなりました。
半年先となると、娘は1歳目前。
やっと寝返りができるようになった今の娘からは想像できないほど成長しているはずです。
「この先娘をどう育てたいか」と考えた時、私たち夫婦の中で一番最初に出たのが「自己肯定感の高い子になってほしい」ということでした。

自己肯定感って何だろう

そもそも自己肯定感というのは、「自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する語」だそうです。(広辞苑より)

他人と比較せずありのままの自分を認める

「自己肯定感」という言葉をよく聞くようになったのは割と最近でしょうか?
30年ほど前、私の幼少期にもそのような考え方があったのか?は分かりませんが、数年前からよく聞くようになった気がします。

自己肯定感が低い理由

私は、両親がとても厳しく、子供の頃は相当怒られていた記憶があります。
(自分が悪いんですけどね)
その際、両親から長時間怒られ続け、その後のフォローも特にありませんでした。
褒められるより、怒られていた記憶の方が遥かに多いのです。
自分はだめだという感覚を持ち続けていたり、私自身が怒った後に感情の切り替えが下手なのは、親から長時間叱責された経験からなのではと今となっては思っています。
関係は良好ですし、厳しく躾けてくれたことには感謝していますが、人格形成の一因であったことは事実でしょう。

そして主人も、第一声に否定的な言葉が出てくる環境で育ったようです。
「それは違う」「それはおかしい」「それはダメだ」と、肯定してもらえないことが多かったのだそうです。

子供を自己肯定感の高い子に育てたい

私たち夫婦の経験から、子供は自己肯定感を高く持って欲しいというのが大きな希望です。
ですが、親が自己肯定感が低いのに、子供をその逆方向に育てることができるのでしょうか?
自己肯定感の高い子に育てるための本だったり、サイトだったり、そうした情報は沢山あります。
その情報通りに育てれば、自己肯定感は高くなるのかもしれません。
でもなんだか、それでいいのかな?という気持ちが拭えないのです。

親も自己肯定感が高い方が良いはず

親の自己肯定感が低くても、やり方を学べば、子供は自己肯定感が高くなると思います。

それでも、親自身も自己肯定感が高い場合と、低い場合では、どちらが効果的なのか?
根拠があるわけではないけれど、親も自己肯定感が高い方が子供にとってもよいのではないかと思うのです。
親は自分に自信がないけれど、子供には自分を好きでいて欲しい。
親も自分が好きだし、子供にもそうなって欲しい。
後者の状態で子育てできた方がよいのではないかなぁというのが私個人の考え。

大人になってから自己肯定感は上がるのか

そこで、目下の目標は、私たち夫婦の自己肯定感を少しでも上げること。
そもそも大人になってから自己肯定感は上がるのか?という疑問点もありますが、私の持論で人間は幾つになっても変われると思っています。
(変われると信じたい、が正解かもしれません)

子供の頃から自己肯定感が高くなるように育てられた人ほどではないかもしれないけれど、何もしないより良いはず。

今、毎日3つ、その日の良かったことを見つけています。
基本的に、私自身ではなく、外的要因に対して良かったことを見つけがちな私。
今日から、私自身に関する3good thingsもこっそり始めたいと思います。
昨日より自分が成長したと思えること。
主人にイラッとしたけど気持ちを抑えて優しくできた、とか(笑)
自分で自分を褒める練習、実はとても難しいですが、続けていけば何か変わるかなぁ。

主人は褒められて伸びるタイプなので、毎日1つ以上褒める作戦で、主人の自己肯定感も少しでも高くできたらいいなと目論んでいます。

行動したもの勝ち、やれることはやってみる

結果どうなるか、果たして自己肯定感がこれから上がるのかはわかりません。
でもやろうとしていることは、決してマイナスにはならないことばかり。

まずやってみないと自分は変えられないし、自分が変わった結果、主人や娘に対して良い影響が出れば嬉しい。

行動してみないと何も生まれないので、やれることはやってみようと思います。
変わりたいと思えた私が、きっと既に、昨日の私より成長しているはず。


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