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友達に側弯症って言う?言わない?

学生時代、とくに高校に入ってからは合宿やお泊り会などで、みんなでお風呂に入る機会があり、「背骨が曲がっているって気づかれるか??」ってちょっと考えていた時期がありました。

パッと見おとなしそうにおもわれることが多い私ですが、ただ人見知りなだけで、仲良くなるともう・・・。
私は末っ子なのでどちらかというと妹キャラで、O型で、発言もやることも自由奔放。って感じでしたので、
「シリアスな場面が苦手」「笑ってほしい」気持ちが強かったです。
側弯症だと打ち明けるにも「笑い」でいきたかったというのが本心。

言われる前に自分で言っておく

毎日ギャーギャーゲラゲラやっている部活の仲間に突然気まずそうに
「背骨、どうしたの・・・?」って聞かれるのが一番困ると思ったので

「私の背中、ぐにゃってなってるんだよ、ほら」って、かくし芸を披露するかのようにあえて明るく見せていました。


でも、どんなに明るい感じで見せてもやっぱり「え?」とは、なるもんだ。
遠慮気味に「痛くないの?」「大丈夫?」と返されることが多かったかな。


ほんとにそれでよかったのかは、謎

当時、側弯の事はもう自虐ネタみたいな感じで話していて、
「足が太くてさぁ」とか「父親似の眉毛がイヤ」みたいな、よくある容姿の悩みに便乗して、ノリでやっつけていましたが、今思えば背骨へのリスペクト、ゼロ。
もしここで、もう少し受け入れていたら、いろいろと違ったのかも・・・と思う。

背骨も、聞きながら泣いてたんじゃないかな?←
それは会話だけじゃなくて、背骨との付き合い方、向き合い方も雑だった

自分の背中だけど、自分の一部として認めたくない。
自分の物じゃない、という感覚で見ていました。

「この背骨さえちゃんとしてたら・・・」とか
「なんで私だけ」「突然こんなことになって」とか
答えのない問いから逃げるための手段として、背骨を悪者にしていた気がします。

側弯症で、すてきな人

もし今、当時に戻れるなら
やっぱり側弯仲間が欲しかったな。
(中高で私の知る限り、周りにはいなかったので)

それと、ポジティブでかっこよく先を行く側弯症の大人に出会いたかったな。

背骨の悩みを共感しあって、(自虐ネタや無理しないで)明るく吹き飛ばしたかったな。と思います。

今こうやってnoteやインスタで側弯症の方と繋がれることや、
自分の側弯症のことを話すことは、きっともっと前からやりたいと思っていた事なんだなと思います。

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