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CAになる夢と側弯症

こんにちは、側弯症のヨガ講師TOMOKOです。

今日は私の以前の仕事、客室乗務員をやっていたというお話です。

側弯症の方に私がCAだったと打ち明けると、
「側弯があっても、なれるの?」と、とても驚かれます。
実際私も、CA受験をするにあたり側弯症のことが一番のネックでした。
(僅差で2番目は英語力)
というのも、各社内容は異なりますが募集要項に
「脊椎等が航空機乗務に支障なく___」という記載がある場合も。

ただ、支障というのは、側弯があったらその時点であきらめた方がいいのか、
それとも角度によっては大丈夫なのか?がはっきりとわからないので、悩むところ。
なので私は、そもそも世の中に側弯症だけどCAやってる人はいるのか?と
【側弯症 CA】で何度も検索をしていました。
当時私が見つけられた側弯症をお持ちのCAさんは、お一方だけで外資系の航空会社の方でした。

その方がどの程度の側弯かはわかりませんでしたが、側弯症でもCAの方がいる!というだけで、すごく勇気がわきました。
そこで私も外資系の航空会社に目標を絞り、1社だけ受験することに決めました。

私の働いていた航空会社では、すべての選考に通過すると内定のお知らせと同時に、「何月何日のフライトでこちらに来てください。」と、日程が決まる流れでした。
フライトの日程も無事に決まり、もう気分はCA。なのですが、この期間に健康診断を受けて書類を提出するので、最後の最後に側弯症が理由で内定取り消しになるかもしれない、と思うと手放しには喜べない日々が続きました。

後日送られてきた健康診断のチェックリストを見て、これはまずいぞ・・・と思い、検査までの約一ヶ月はカイロプラクティックや整体、謎の背骨の歪みをとる治療などに通い、検査の数時間前にも最後の一発(治療)を受けレントゲン撮影に臨みました。

その結果、私は規定の範囲内だったそうですが、整形外科の先生の診断でマルはいただけませんでした。
トボトボと病院を後にして(多分泣いてた)、でもやはりどうしても結果に納得できなくて、お願いしてもう一度先生と話し合いをしました。


私の意見は、「働く上で動きに支障はないです。」
先生の意見は、「側弯がある以上、マルはあげられない。」とのことでしたが、
側弯の人は不可とはハッキリとは書いていないので、最終的には会社の判断に任せたいなと私は思いました。

ですので、「会社からダメと言われたら諦めるので、今ここで私のCAへの道を終わらせないでください。」と、お願いしました。
↑もう必死。めんどくさい人が来ちゃった、って思われてたと思う。。。


当時の先生、私の熱量にお付き合いいただき、本当にありがとうございます。
というわけで、何とか無事に提出書類を揃え、予定されていたフライトで現地に到着しました。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
次回は、会社の判断でも引っかかった・・・というお話を書こうと思っています。

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