DXの勉強その71-DXレポート2本文を読んで -と次回以降の投稿について
前回の投稿
DXレポート2
本文を読んで
全体を読んでDXレポート公開時と比べると、日本企業のDX推進度合いが大きく進行した様子は見えないけれども周辺環境が大きく変わっている事から以前よりも進めやすくなっているのではと感じました。
また国内国外関係なく、DXを掲げて全社的に進めている企業が出ている事から前例も増えてきている事はとても良い影響だと感じます。
また結果論とはなりますが、新型コロナウイルスが猛威を振るっている事でオンライン工程が重視されるようになりました。そのためそれ以前よりもデジタルやオンラインというものに触れやすくなったので自分事として、DXレポート2やDXの話題に関われる方も多いのではないでしょうか。私はそうでした。
ただあくまで揃ってきているのは前例や周辺環境のみでした。そこにDXを進めていないとされる企業の体制や意欲は含まれていません。これを読んで、もしくはこれを読んだ方のオンラインセミナーに参加する事でようやくスタートラインに立ち始めるのでしょうか。
2018年のDXレポートから引き続き注意しなければいけないと感じたのが「2025年の崖」問題です。これはDXレポート2においても変わらずとりあげられていました。つまりただただ2年ほど経過して崖っぷちが近づいているだけなんです。むしろここ1年半ほどの世の中の動きで崖の落差が大きくなっている・もっと手前に2018年想定の崖の深さがきているかもしれません。
DX推進というもの前提にはなりますが、仮にDX推進していくのであればすぐにでも動かなければまずいのでしょうか。そもそもこの投稿を書いている時期事態もDXレポート2公開から時間がある程度経っています。
読んだだけで今すぐにDX!とはいかないと思います。読んだ上で書いてあるような制度を調べたり、自主的にどういた経営戦略で何をしていくのかを設定いく事が大事なのでしょう。
ツールを導入して効率化だけするというのではなく、デジタルツールの導入による新規ビジネスの構築をでしょうか。
DXレポートはおそらく当たり障りのない事を全体的に関係する事を書かれているのではないでしょうか。DXでなにをやるかはその企業次第になってくるからです。あれを読んだうえでの他社とは時に協調しながら時に競争しながら事業を進めていくのがよいのでしょう。
次回以降の投稿について
11月末まで投稿しません。現在行っているSalesforceの資格受験を優先するという目的でnote書きは行いません。
それ以降はIPAのDX白書もしくはDXレポート2のページにある他資料の読み込みでよいかなと思っています。
今後の記事を楽しみに待っていただけたら幸いです。