DXの勉強その33-課題-
こんばんは。DXエンジニアを目指す荒巻智隼です。
引き続き「第1回 デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会」の資料を読んでいきます。
前回の投稿
第1回 デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会
ITベンダー企業の課題
DXレポートまでの内容を読んでいてもこれまでデジタルな事をやってこなかったユーザー側の企業がどうすればいいのかは分かりやすく見やすくなる可能性は感じた。それでは既にデジタル技術を扱っているベンダー企業はいかにすればよいのか。
そこで開発スキルの変革が必要になる。コンピューターサイエンスに基づいた問題の本質へのリーチが求められる。そうする事で不確実性が高まった時の問題に対処しやすくなる。
これまでの対応として1組織のなかで部門ごとにばらばらに対応してきていたが、そうではなくて組織全体と開発を進めるように、これも変えていく必要がある。
ユーザー企業の課題
システムの管理体制を実行する人材が求められる。DX推進に向けてレガシーとされるシステムは見直し対象として捨てる事も考えられる。その時に管理体制が整っていなければ、後に問題が生じる可能性もある。
内部の目で管理体制を十分に取れないのであれば、外部のコンサル人材を活用しながら進めていけば社内の管理体制も整えやすくなる。ただし頼りすぎると外部依存が進むようになることは念頭においておかなければいけない。
また、ユーザーの中には業務の性質上、テレワークが出来ない方々もいる。テレワークができないからだめだ、ではなくてテレワークをしない従業員の方も包括したDXを推進する必要がある。
Chief ○○ Officer
部署ごとではなく組織全体でDXを推進する事が求められるため、CEOがその変革にどれだけ積極的に参加するかという事は推進を勢いづける一つの役割になると考えられる。
とはいえトップが全業務を賄うという事は現実問題難しいので、実質的責任者のような立場でCIOが必要である。
Chiefは「追いてかれている・今動かないと追いつけなくなる追い越せなくなる」という意識を持って動く事が求められる。
組織
レガシーITに取り組む事から目を背けてはいけない。
DXのコンセプトをもって動く事が求められる。
この投稿の〆
議事要旨は一旦この投稿で読み終わった扱いになります。
次はスライドから情報を読み取っていきます。要旨なのであくまで大事な部分の抽出です。せっかく読むならそのさいに取り除かれた情報も読んでみたいと思います。
第一回の要旨を読んで、とりあえずまだまだDXは推進していないと思った方がいいと感じました。ただしDXレポートや2年という時間の経過があったため、2018年時点よりはDXを進める指針は立てやすいのだと思います。