DXの勉強その1~DXとは?~
はじめに
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。DXエンジニアを目指す荒巻智隼です。SalesforceだったりGoogleappsheetでワクワクするツールがあってついつい目移りします!しかしそればかりをやるわけにもいきません。そもそもの全体大枠としてDXがなんなのか、現在進行形でどんな動きを見せているのかを知っておきたいと思っています。
そこでこの投稿では経済産業省のサイトにあるデジタルトランスフォーメーションに向けた研究会の資料などを読みながらしてアウトプットします。
デジタルトランスフォーメーションの意味
デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会第1回の開催は平成30年5月11日です。3年前には既にデジタルトランスフォーメーションにまつわる話し合いが進んでいたんですね。この頃の智隼はDXのデの字も知らないで大学のサークル活動に精を出していました。
まずはDXがどういった変化なのかを言葉で示しています。
情報システムのみではなく現業そのものも含めて変えていくこと 業務の変革
既存のビジネスから脱却して、新しいデジタル技術を活用することによって新たな価値を生み出していくこと
ここだけだと、具体的なイメージは沸きづらいですね。なんとなくデジタル化が大事なのかな?という印象はありますね。この言葉の中で大事なのは
情報システムのみではなく現業そのものを含めて
例えばデジタル技術や移行という単語だけ聞くと、デジタル機器やサービスを導入すればいいのではないかという印象を持ちます。しかしそれはあくまで今の業務を効率化させているだけで業務自体の変革ではありません。ここで意識しておくと良いのがDX実現までに3段階のフェーズがあることです。
DX実現までの3段階
DX=Digital Transformation を3段階目として1段階目にDigitization、2段階目にDigitalizationがあります。
Digitizationはアナログ情報をデジタル情報に変換する事です。具体的には社内にデジタルサービスを導入する事や、紙資料を電子媒体として取り扱う事です。例えばgoogleのサービスを使う事であったりペーパーレスを進める事ですね。これを既に行っている方は多いのではないでしょうか。今はデジタルサービスを大前提としてやり取りが成立する場面がありますからね。
Digitalizationは第1段階が完了した後、既存業務の効率をあげる事。効率を上げる事でこれまで対既存業務で過剰となった労力を、お客様へ提供する付加価値向上に活用する事です。
具体例を出すことが難しいのですが、例えばこれまでアナログに紙媒体手書きで2時間かけて処理管理を行っていた資料があったとします。その資料を電子媒体としてパソコンで処理管理を行うと、必要な時間は1時間になりました。つまり1時間を確保できた事になります。その1時間を書類管理以外の事に使えば好循環でしょうし、お客様対応や品質管理に使えば直接的に満足度向上に繋がるかもしれませんね。
この投稿の〆
トピック2つと少な目かもしれませんがこの投稿はここまでです。DXがどういったものかという事はなんとなく掴みやすいのではないでしょうか?参考にしている経済産業省の資料の中にはまだまだ現状分析や課題などが記載されているので別の投稿ではそこについて書いていきます。また経済産業省の資料もまだまだたくさんあります。経済産業省のDXレポート以外の資料もおそらくたくさんあるでしょう!読むのが楽しみです。
この導入部分だけ書いていて思ったのはDXは簡単な事ではないだろうという事です。DXはデジタル技術による業務の効率化ではなく、デジタル技術による事業の変革とされているからです。既存の業務の効率化によっても大きな利益率の変化や顧客満足度に繋がるかもしれません。そこで完了しても問題ないかもしれません。しかし大事なのはビジネスモデルの変革です。根本を変えるというのは大変でありやりがいがあってワクワクしますね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。この投稿がいいなと思ったらスキや共有をお願いします!気になった事があったらお気軽にコメントしてください、お待ちしています!