DXの勉強その3-移行刷新のコスト-
みなさん、こんにちは。DXエンジニアの荒巻智隼です。
お久しぶりのDXの勉強シリーズです。これまでの投稿はこちらから閲覧してみてください。
比較的短めでさくさく書いていこうと思っています。
どの記事を読み解いていくのか
今回からは次の資料に移行します。
2018年に開催されたデジタルトランスフォーメーションに向けた研究会(第三回)の資料です。
もう3年前です。データがあるのっていいですね!後追いで情報を追いかける事が出来ます。それでは行きましょう。
ITシステム刷新・運用の見通し明確化および中期的なITシステム刷新・運用に向けた資金における課題について
お金がないと変えられるものも変えられないですよね。有名なサービスで有料のサービスもたくさんありますし、仮に無料だとしても人件費や施設にかかる費用など、どこかしらでお金が必要になります。
デジタルトランスフォーメーションではレガシーシステムの刷新が肝にあるわけではありません。なんのためにデジタルトランスフォーメーションしたいのか、事業や経営戦略のもと、経営層に訴えかける必要があります。
基幹システムの改修は安全という判断をして、刷新を行わない事もある。ただ安全を取りリスクを取らない姿勢はビジネスの成長に繋がりない事もあり、立ち止まっている事は停滞であるという危機感にも繋がる。
移行する際には、制度の変更やアーキテクチャの選択、レガシーシステムと新しいシステムの二重稼働など、現在のビジネスも止めるわけにはいかないのでコストが一時的に増える事はしっかり認識する必要がある。
この投稿の〆
コストといってもお金だけではありません。時間や人の稼働コストもあります。給与という点では時間と人もお金に繋がるかもしれませんが。ありとあらゆるリソースを使っていく必要があります。だからこそ必要なデジタルトランスフォーメーションという概念があっても、その中身を精査して目的にそぐわない事はしない方が良いのでしょう。
もし出来るなら短期的な計画を進める事で適宜細かい修正が行えるのでしょうね。アジャイルというやつでしょうか。
では