DXの勉強その59-DX成功パターンの策定-
こんばんは。DXエンジニアを目指す荒巻智隼です。
成功パターンの策定は大変そうなのではと読む前に思っています。確かに一部企業では着々と続々とDX成功事例が積みあがっているかもしれません。しかし、それは日本国内で考えるとマイノリティです。そのマイノリティの事例がマジョリティに当てはまるとは限りません。
こんな風にネガティブに考えても仕方ありませんけどね!マネをしていきながら、自社環境に辻褄が合わない事が出てきたら随時自社なりのDXメソッドを見つけるのでしょう。
前回の投稿
DXレポート2
DX成功パターンの策定
経営者は「ビジョンや事業目的といった上位の目標の達成に向けて、デジタルを使いこなすことで経営の課題を解決するという視点」「デジタルだからこそ可能になる新たなビジネスモデルを模索するという視点」という視点を持つことが必要となる。しかしその必要性に対して一部からは「じゃあ、具体的に何を行えばよいのか」という声が上がる。
そこで具体的な取り組み領域やこれまでの成功事例をパターン化し、具体的なアクションを検討する際の手掛かりとなる「DX成功パターン」を策定する。それを活用する事で具体的な取り組みを行えてDXを推進出来るようになる。
パターンとしては3つある。全社的に行う組織戦略。既存事業新規事業の両利きの経営を軸に考える事業戦略。重点部門を見極め、小さく段階的に全社的に進んでいく推進戦略。
またDXの進行度を図るためにDXを3段階の構造に分解する。アナログデータのデジタル化であるデジタイゼーション。個別のプロセスのデジタル化であるデジタライゼーション。組織全体のプロセスにデジタル化に加えて、事業・ビジネスモデルの変革行うデジタルトランスフォーメーション。
取り組み領域とDXの構造を組み合わせて、DXのフレームワークを作りDX成功例の全体像を把握するようにする。(DXレポート2のp35参照)そしてそのフレームワークから自社にあわせて取捨選択する事でDXを推進していく。
この投稿の〆
図は大事ですね。DXレポートなどの資料を読んでいると図説が良く出てきます。スクショして貼り付けるわけにはいかないので参照してくださいのコメント等もいれますが。
特に関係性やイメージ図、表になっている場合などはどんな評価軸を置いているのかなども含めDX推進する上で分かりやすくなっています。
おそらくDXを推進する際には、レポート同様の自社の取り組みについても図表かして他人にも分かりやすく組んでいく事が求められるのでしょう。
成功例については取捨選択もいかに行うか。もしかしたらそこからパートナーや支援の手があるとよりDXを進めやすくなるかもしれませんね。