DXの勉強その58-CIO/CDXO の役割再定義-
こんばんは。DXエンジニアを目指す荒巻智隼です。季節の変わり目で私服の衣替えが追い付いていません。
多分出かける事も少ないため、衣替えの必要性をそこまで強く感じていないのかもしれない、なんて思いました。IoT機器の導入、デジタル化という意味で言うと、自動的な推薦で季節の変わり目に企業から衣替えのお知らせや各季節の服の紹介なんかあったら楽ちんに衣替えをしつつファッションも楽しめるかもしれないと思いました。
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DXレポート2
CIO/CDXO の役割再定義
DX推進が必要とされる世の中で、DXを推進する経営レベルでのポジションとしてCDXOが求められている。その時に従来からポジションとして用意されていたCIOとの関係性や違いを明確にしなければいけない。
CDXOはDXの戦略策定とその遂行に責任を負い、主に「DXの戦略策定」「DXの戦略を推進するための全社的なコーディネーション」「DX推進のための企業文化の変革」の3つが役割となっている。
CIOは既存のITシステム一般を効率化することなどに責任があるとされる。DXは現行システムとのかかわりもあるため、CDXOとCIOの役割は相互に関係性が存在する。
日本国内ではCIOがCDXOを実質的に兼務している例もある。そこでDX推進を経営レベルで行うためにそれぞれの役割や関係性を明確にする必要がある。
目指すべきCIO像として3つのミッションと役割が定義されていた。
その中でも「全社横断のビジネス変革」をミッションとした Chief Innovation Officer がCDXOにあたる。
ただCIOもCDXOもどちらにしてもポジションとして配置していない企業が多く、経営層にDXを推進する役割がいない事で、結果としてDXの推進が阻害されている可能性がある。
そこで対応策として、役員枠を新しく増設する事になるのでその役割を再定義する必要がある。そしてDXを推進するにあたって適切な人員をアサインして、デジタル技術の活用と運用を出来るようにする。
この投稿の〆
違和感を感じています。内容としては勉強中の身ですが、大事なものなのだとは感じます。しかしこれが書かれているのは政府の政策の方向性の項目です。まるで施策らしき内容が見当たりません。経営層の変革という点ではあくまで企業側の自助努力のみで対応しなければいけないという事なのでしょうか。
CIOという役員ポジションについては名称しか知りませんでした。十数年前からDXにあてはまるようなミッション自体は掲げられていたのですね。そこで浮かぶ疑問は、DX推進に近しいミッションがありながらなぜこれまでDXが進んでこなかったのかという事です。
まず1つ可能性として挙げられるのは、DXレポートを踏まえたDXの推進がなかったようにCIOについて書かれた報告書も当時そこまで浸透しなかったという事でしょうか。
また他に考えられるのは十数年前と今ではビジネス変革が定義する具体的な中身が異なっていたのかもしれません。当時としては変革が行われてきたがそれは今のDXではなかったのか。
もしかしたら該当報告書後にCIOとそのミッションが普及しなかった事も分析としてDX推進に役にたつのかもしれません。