DXの勉強その54-ユーザー企業とベンダー企業との新たな関係-
こんばんは。DXエンジニアを目指す荒巻智隼です。
前回はベンダー単体の内容でしたが、そこも踏まえて今回はユーザー企業とベンダー企業の関係性の内容です。
前回の投稿
DXレポート2
ユーザーとベンダー企業の関係性
日本ではこれまで、ユーザーからの発注をベンダーが受託し、社内もしくは再委託先にてシステム開発を行い納品していた。完成したシステムを納品するその取引形態では、構築にかかった労働量に対する対価として報酬が決定されていた。
一方、DXが進んでいると言われているアメリカではベンダー企業は自らの製品を開発しプラットフォームとして幅広く提供している。その際に得る報酬は製品の価値に対応したものである。
今後、ユーザー企業において内製化によるアジャイル開発が進む事も考えられる。そうするとこれまでの受託開発案件が減っていく事も考慮しなければいけない。
ただし内製化して開発を行うと言ってもノウハウなどがなくて進められない事も大いに考えられる。そこでベンダーがユーザーの支援や伴走といった形でパートナー的需要が考えられる。またそのパートナー関係の先にはシステム開発だけに終わらず、会社背景までも把握したビジネスモデルの変革に伴走するビジネスパートナーの道もある。
この投稿の〆
ITベンダー企業が目指すのはデジタルコンサル会社という事でしょうか。
技術のオンリー1ナンバー1も大事だけど、技術だけでは難しい領域もあるという事でしょう。
開発スピードの速いユーザーやベンダーにいかに遅れを取らないか、いかに情報を早くキャッチ出来るか、内にこもってばかりだと遅れが生じるかもしれませんね。