Padlet で共同編集! いろんな形態での共同編集が行えるツール
Google Workspace for Education であれば「Google Jamboard」、Office 365 Education であれば「Microsoft Whiteboard」といったホワイトボード系のツールが用意されています。これらのツールは便利なのですが、
付箋しか貼れないの?
文字の大きさが大きすぎる。
など、想定している使い勝手とはちょっと違う部分もあるかと思います。
そんなときに、Padlet を試してみてはどうでしょう?
EdTechzin での Padlet の紹介記事
↑ の EdTechZine の記事でも紹介されていますが、Padletを利用すると下図のような 7種類のフォーマット(体裁、形態)のボードを作成できます。
前述の EdTechzine の記事を担当された前多先生の YouTubeチャンネル「MIEE MAETAのお手軽ICT活用」でも Padlet に関する動画が複数公開されていて、それらをまとめた再生リストが作成されています。
前述の記事をざっと見てから、これらの動画を見ると、Padlet についてよく理解できると思います。
注意事項
上記の再生リストにも含まれていますが、Padlet を利用開始する際には Googleアカウント/Microsoft アカウント/Apple ID のいずれかの入力を求められますが、いきなり登録するのはやめた方がいいです。
新規に登録した場合と、誰かの紹介で登録した場合では、Padlet で作成できるボードの数が変わってきます。
無料プランで、新規に登録した場合には 3枚のボードしか作成できませんが、招待リンクから登録した場合には 6枚のボードが作成できます。この差は大きいです!
利用規約で招待リンクは公開できない!
誰でも、既に Padlet を利用している人であれば、「設定」→「招待」のページにアクセスすれば招待リンクを作成できます。
招待された人には +3 のボードが、招待した人にも招待した人数に応じて追加のボードが与えられるようになっています。
しかしながら、以下のような利用規約によって不正と思われる招待行為が禁じられており、招待リンクを一般公開しているサイトに掲示してはいけないことになっています。
その辺りの制限もあって、↑ の前多先生の動画でも当初は説明欄(概要欄)に招待リンクが掲載されていましたが、現在はそのリンクが削除されています。
周りに Padlet を利用している方を探してみるか、心当たりがなければその旨をご連絡(ページ下部の「クリエイターへのお問い合わせ」など)ください。
匿名利用でなければ、児童生徒のアカウント登録も必要
Padlet で作成したボードを共有したときに、児童生徒が匿名での編集を行うようにすると、誰が何をしたのかがわからなくなり、違うトラブルを招いてしまうかもしれません。
それを防ぐためには、児童生徒がそれぞれ Padlet に登録しなければなりません。登録する際には、プライバシー ポリシーと利用規約を確認して、学校や組織のルールに応じて、児童生徒自身や保護者に同意を得なければならないでしょう。
Padlet の危険性? 公開設定には注意!
Padlet について調べようと検索しようとしたら、「Padlet 危険性」とサジェストされたので検索すると、以下の アメブロの記事が見つかりました。
この記事が主張したいことは、以下のような感じで、
具体的には
ログインした状態で「いいね!」や「コメント」をすることで、自身のアカウントのページにアクセスされる。
自身のアカウントページには、「公開」に設定されたボードが表示されている。
自身のボードだけでなく、他のアカウントで作成された「公開」に設定されたボードに「いいね!」や「コメント」していた場合、それらのボードも表示される。
と、「公開」に設定されたボードは自身のアカウントページから参照されてしまいますよ、ということです。
わたし自身は、「公開」に設定されているのであれば、このような挙動になるのは当然にも感じられるのですが、公開したくない情報が含まれるのであれば、適切な公開設定が行われるようにすべきです!
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