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Canva for Education は無料のまま!
インプレス系の「教育現場のICT活用とニュースを毎日発信 - こどもとIT」に掲載された、以下 URL の記事。EDIX関西での展示を切り口にしているものの、記事タイトルにもあるように教育版の無償提供が継続されることが中心になっているような感じ。
値上げの予定なし?
このような内容の記事が掲載されるのは、今年 9月の ↓ のような GIGAZINE などでの記事によって、一般向けの Canva が今年 12月から値上げされるという報道があったからだと思います。
Canva のホームページを見ていても、現在の有料版の価格や、教育版が無料であることは確認できるものの、↑ の記事のような値上げが予定されていることの案内は見つけられなかった。
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学校で利用する教育用クラウドサービスのプラットフォームである Google Workspace と Microsoft 365 も、無償エディションとして提供されていたものが、後に仕様が制限されるようになったりしており、わたし自身も闇雲に無料であることを求め続けるのは無理なのかもしれないな、とは思います。
しかしながら、無償と有償では大きな違いなのは事実。開発元である本国(オーストラリア)から来日していた担当者が
オーストラリアから来日していたCanva Japan プロダクトマネージャーの佐々木 絵梨氏を直撃し、値上げについて質問した。佐々木氏によると「教育分野は創業者のメラニーが特に強い思い入れでサービスの無償提供を行なっている。今後も値上げする予定はない」とのことだった。
と明言しているのは、安心できる。😍
導入するなら組織で!
せっかく Canva(Canva for Education)を利用するのであれば、下図のように「教師」「学校及び組織」のように二種類ある後者の方がいろいろと便利です。
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教師
→ Canva 教育版(教員向け)学校及び組織
→ Canva 教育版(自治体・学校法人向け)
前者がそれぞれの教員が申請するのに対して、後者は自治体や学校が組織として申請します。
↓ は後者での導入の説明会のアーカイブ動画ですが、
6:33 あたりから前者での運用しているケースでの以下のようなデメリットが説明されています。
管理者機能の移譲ができないため、異動に対応できない
アプリや共有機能の制御が行えない
持続可能な形で Canva を利用するのであれば、後者(自治体・学校法人向け)での導入が望ましいと思います。