安価なChromebook を選ぶポイント
ふと見つけた ↓ の動画。安価で売られている Chromebook を購入するときに注意するポイントが説明されています。
注意するポイント
↑ の動画を要約すると、次の 2点を確認すると説明されています。
自動更新の有効期限(AUE)を確認する
ディスプレイの仕様を確認する
サイズ、解像度、明るさ、タッチパネルか否か
AUE については、以下のページでメーカー名と製品の型番から確認できますが、AUE はリリース日から起算されるものなので、新品(未使用品)であっても期限切れとなっている場合があります。
実際のところ
わたし自身、職場で検証用に利用している Chromebook は、acer C871T-A14P という以下のような仕様のもので、地元の自治体でも小中学校の児童生徒用に導入されているものです。
CPU:Intel Celeron 5205U 1.90GHz
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB eMMC
画面: 12.0型、1366×912、10点マルチタッチ
IF: USB Type-C ×2、USB Type-A ×1、ヘッドセット/スピーカー・ジャック ×1
HDウェブカメラ (720p)、microSD カードリーダー、日本語キーボード
搭載されている CPU(Intel Celeron 5205U)は、あまり聞きなれないものですが、性能的には GIGAスクール構想 で「4.5万円パソコン」と言われたパソコンで多く採用されていた Intel Celeron N4000 と性能的には同等なものの CPU の消費電力の目安となる TDP が、Intel Celeron N4000 の 6W に対して Intel Celeron 5205U は 15W と大きいという違いがあります。
とは言え、この機種のカタログ上の「バッテリー駆動時間」は 12時間となっていて、この 6W → 15W の差はあまり表面化していないように感じています。
メインメモリが 4GB なものの、Chromebook として Google Workspace のアプリを利用している分には不満を感じるようなレスポンス(反応速度)ではありません。
前述のように同等の CPU である Intel Celeron N4000(メモリを 8GB に増強)で Windows 10 を動作させている環境と比べると、同じように Google Workspace のアプリを利用する目的であれば、格段に快適だと思います。
Chromebook でも高性能な CPU を搭載したモデルも販売されていますが、多くの操作・動作がクラウド上で行われることもあって、冒頭で紹介した動画のように、2つのポイントを中心に確認しておけば、そんなに問題にならないのだと思います。
AUE で指定された期限までの期間と、販売金額から一カ月当たりの金額に換算してみて、納得できる金額であれば購入してみるといいんじゃないか、と思います。
AUE を回避する?
冒頭の動画が公開されている YouTube チャンネル「実録! 娘のスマホ 格安スマホ活用術」で、↓ のような AUE の期限切れとなった Chromebook に Chrome OS Flex をインストール方法が紹介されています。
面白そうだなと興味は感じるものの、わたし個人はここまでして Chromebook を延命させるものではないかな、と思っています。
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