今週の「夜の勉強会」(2024/09/23~)
記録を兼ねて、参加した「夜の勉強会」を並べておきます。 ※週末・休日については、日中に行われたものも含まれています。
興味のある方は、それぞれのリンク先をフォローしてみてください。同様のオンラインセミナーが再度開催されるかもしれません…
9/23 先生だからこそ知っておきたい!Canvaの著作権・商用利用の話
キャンバサダーの関口あさか先生とクリエイターのたなよしさんによって、「学校とCanvaと著作権・商用利用」について説明されたオンラインセミナー。
一時間の予定で開催されたものの、実際は Q&A などを含めると倍の2時間コースのオンラインセミナーとなっていました。やはり、条文だけでは判断しづらかったりするところもあるので、断定しにくい部分があるなと再認識しました…
とは言え、著作権第35条「学校その他の教育機関における複製等」に関係なく、著作権者への敬意(リスペクト)を忘れないことが大切なのだと思います。逆の立場だったらどうするのかを考えてみるといいんじゃないか、と思います。
ちなみに… 主催は、↓ のような「MIEE Talks@Admin.」で、同様のオンラインセミナーを開催されているので、気になる方はフォローしておくといいと思います。
9/25 【第5回】Google Workspace for Education 勉強会シリーズ:『はじめて使うAI Gmail、カレンダー、Meet、チャット の勉強会!』+『Gemini for Education のご紹介』
サテライトオフィスによる「Google Workspace for Education 勉強会シリーズ」の 2024年版。申し込み必須ですが、無料セミナーです。
今回の内容は、以下のような 2部構成でした。基本的な内容な内容ですが、実演しながら説明してくれるのはありがたいです。
第1部(はじめてのGmail、カレンダー、Meet、チャット)
第2部(Gemini for Education のご紹介)
9/26 GTの恩返し in Autamn : Day4 Gemini×Google スプレッドシート
GEG Hiroshima City が主催する毎週木曜日 21時からの Online Learning Commons。今回の Vol.189 は、スクールエージェントの田中先生によるお話第4弾。Gemini と Googleスプレッドシートを組み合わせた活用方法について紹介されました。
今回の内容は、Facebook グループのイベントページが作成されていないようでしたが、いつもの URL から参加できました。そして、神回という内容の 60分間でした!
このステキな内容は、Facebook グループ「G-Apps.jp Community ~ 教育現場での Google for Education 活用コミュニティ~」でも公開されるようなので、このグループに参加していない方はぜひ!
9/27 子どもたちの変化を可視化しよう 〜Google スライド™ で行事の振り返りから将来まで〜
ストリートスマートの会員様限定の参加型イベント「Join The “Meet”」の 9月分は、↓ の内容で千葉の中村先生による Googleスライドを中心にした実践のお話しでした。
Googleスライドを切り口にしているけれど、「マインドセットが変わらないといけない」と言うことなんだろうな、と感じました。これまでやってきたことが間違っているわけではないのですが、何のために「それ」をやっているのかを理解せずに、慣例や惰性で実施しているだけでは効果が薄いと思います。特に高校生など高い学齢・年齢なら尚更…
9/27 第26回 GEG Kurashiki Gemini無料版でここまでできる 〜授業のたたき台を作ろう〜
GEG Kurashiki によるオンラインセミナーで、千葉の辻先生による Gemini を中心としたお話し。
目当ては大切だと思います。しかし、その目当てが抽象的すぎると、何をしていいかわからない。「働き方改革」「教育DX推進」と言われても、どこから手を付けていいかが悩ましいのといっしょ。手の届く課題レベルにかみ砕くことで、実際に利活用が進むのだと思います…
本当に利活用させたいのであれば。😘
9/28 セカンドGIGAの環境を整える「学びのデータは誰のもの?」
一般社団法人日本教育情報化振興会の主催によるオンラインセミナー。
「学びのデータは誰のもの?」という気になるテーマで展開されていましたが、教育 DX の段階として、
デジタイゼーション(Digitization)
デジタライゼーション(Digitalization)
デジタルトランスフォーメーション(digital transformation)
という段階があるけれど、「教育データの利活用」は第二段階どころか、第三段階の話なんだろうなと感じました。
「昔ながらの教育」だと、そもそも「教育データの利活用」の対象になるようなデータが成績・テストの点数くらいなので、まだまだ第一段階にも至っていない学校が多数あるような状況では、何かと話し合いがかみ合わないんだろうな、と思います。
ここにも変化を受け入れられていない「昔ながらの教育」の悪影響が…😖
9/28 GEG Toyama Meeting #25 ブラウザを開くだけ!無料の生成AIを使ってみよう!
GEG Toyama としては 2/10 以来となるオンラインイベントを開催しました。わたし自身は、今回は裏方として運営に関わっています。
導入が進んでいるところではかなり進んでいるものの、そうでないところはまったく利用すらされていない「生成 AI」。Web ブラウザさえあれば無料で使えるものがいくつもあるので、「まずは使ってみよう!」という初心者向けの内容で企画してみました。
次回は 10/26 に同様にオンラインで、「GEG Toyama Meeting #26 船橋市立飯山満中学校 第2回自主公開授業研究会(生成AIと探究)の報告会(仮称)」を予定しています。
9/29 Exploring Gemini
Facebook グループ「G-Apps.jp Community ~ 教育現場での Google for Education 活用コミュニティ~」内で案内されている日曜朝の Google Gemini についての勉強会。
「God! Gemini とClassroom課題フィードバック!」というタイトルでした。GAS と Gemini によって、
指定された課題フォルダ内の Google ドキュメントから課題リスト(一覧)を作成【GAS による一括処理】
課題リストの内容をルーブリックによって評価し、フィードバックを作成【GAS + Gemini による一括処理】
フィードバックの内容を Gmail で本人に送信 【GAS による一括処理】
といった処理を行ってくれる Google スプレッドシートが紹介されていました。このプログラムに興味のある方は、Facebook グループ「G-Apps.jp Community ~ 教育現場での Google for Education 活用コミュニティ~」に参加してみてください。
こういった生成 AI などを含めた技術による効率化を否定する方もいらっしゃいますが、属人化しない評価を行うためのルーブリックであったりもするはずなので、このような効率化が教育の質を下げるものではないと思います。
このプログラムによって、削減されて得られた時間をより効果のある使い化をすればいいんじゃないか?と思います。 もちろん、Gemini が作成したフィードバックは、本人に送信する前に内容を確認するべきだと思いますが、その確認を行ったとしても、かなりの効率化が図れると思います。
例えるならば… 児童生徒に認定証を発行するときに、その認定証(や賞状)をプリンタで印字するとします。このとき、認定証の内容はテンプレートとして存在しているとして、
【方法1】氏名などの可変部分を、一人ずづ手作業で入力して、印刷する
【方法2】名列の一覧表を用いて、差し込み印刷する
という二つの方法が考えられますが、前述のプログラムを否定するのは、【方法2】を否定するような話だと思います。使えるものはうまく使って、より良い効果が得られるようにすべきですよね!