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Chromebook が普及する?
パソコン系ライターの戸田覚さんが、以下のような動画を公開されていましたが、「学校」という環境ではシェアが増えたように感じられるものの、普及したようには感じられないようです。
わたし自身、パソコンの買い替えを少しずつ検討していますが、現時点で業務では外せない Windows を利用し辛いことから MacBook は候補から残念ながら外してしまいましたが、Chromebook は候補に入っていませんでした。
Chromebook がなぜ普及しないのか、わたしが思うのは、
Chromebook が「クラウド端末」であって「パソコン」ではないから。
→ まだ、すべての処理がクラウドに移行したわけではない。「家庭向け」としてパソコンでやりたいことで、できないことがあるのがデメリットになっている。「家庭向け」として普及するためには、印刷への対応が不十分だから。
→ 年に一度かもしれないが、年賀状が印刷できないと困るんです。「企業向け」として普及するためには、Micorosoft Office への対応が不完全だから。
→ Word で作成された文書を、Google ドキュメントで開くこともできますが、再現性が完全なわけではありません。業務として利用する場合には、その辺りがネックになる場合もあるので、はじめから Google ドキュメントで作成するなどして、移行が必要だと思います。
といったところなんだと思います。これらの理由が ↑ の動画で、説明されていた「既存のソフトが動かない」「Windows と比べて圧倒的に安いわけじゃない」につながって、安価な Windows に流れるんだと思います。
「学校向け」のように、使い方が制限されて構わない用途であれば、Chromebook は手ごろな端末だと思います。
同じように
特定の業務しか行わない「企業向け」
子供が利用するための「家庭向け」
であれば、Chromebook は素敵な選択肢なんだと思います!
位置付けとしては、いろんな定義があるかと思いますが、
スマートフォン
タブレット
クラウド端末
パソコン
という感じで、Chromebook はタブレットでもパソコンでもない、新しい位置付けなのでしょう。
ということで、はじめの動画については、「Windows パソコンと比較するものじゃない」のではないでしょうか?と、わたしは思います。