言語を切り替えるよりも、翻訳した方がいい?
意味不明な内容かもしれませんが、結論は記事タイトルの通りです…
はじめに
GAS で YouTube に関係するプログラムを作ってみようと思い、実現するための API を見ていたんです。
具体的には、どのような動画を視聴しているのかを、再生履歴から自己分析できるようにできないかと考えていました。
上記のように Playlists リソースの説明をみていると、上図のように「再生履歴」も取得できるように説明されています。
試行錯誤
「これなら何とか実現できそうだ」とプログラムを作りはじめたものの、API からの結果が想定している内容とは異なるのです…
リファレンスのページから、「Google APIs Explorer」で実行しても、GAS で作成したプログラムでの結果を同じになるので、API の使い方がおかしいのかもしれないと試行錯誤してみたものの原因がわかりません。
いろいろと検索しても以下の記事のように「できない」といった記述は見つけられたものの、リファレンスには説明されているだけに、釈然としない…
結論としては
いろいろと調べた結論としては、
初期リリースの API では提供されていたのかもしれないが、現在の API では提供されていない。
と判断しました。
ということで、想定していた処理が行えなさそうなので、今回のプログラミングは断念しました。
このように判断した根拠は、冒頭の日本語のリファレンスを下図のように「英語」で閲覧したところ、
uploaded videos
positively rated (liked) videos
の 2つしか表示されておらず、「日本語」でのリファレンスに表示されていた「再生履歴」に相当する項目が表示されていません。冒頭の画像のマーカーを付けた項目が削除されているんです。
どうやら、このページ右上に表示されている言語選択で切り替えて表示される内容は、言語ごとに用意されているようで、「日本語」で表示される内容は翻訳元の内容が古いようです。
Google 側にしてみると、親切心から言語選択の機能を提供してくれているのでしょうが、これなら「英語」で表示したものを Web ブラウザの翻訳機能を使って「日本語」に翻訳した方がよさそうです。
このような API のリファレンスを参照してプログラムを作成するような場合、日本語でドキュメントが提供されていたとしても、意図しない動作が発生した場合には原文(恐らくは、英語)のドキュメントと見比べてみると、情報の相違が見つかるかもしれません。
特異なケースかもしれませんが、こういった方法で解決策が見つかることもある、という事例として書き残しておきます。
ちなみに… 気付いたのに放置するのも何なので、ページ右上のフィードバックで「最新ではない」と連絡しておきました。
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