体の根っこ~足②~
▶足の関節を構成する骨の数
今回は足の関節を構成する骨について見ていきましょう!
さて、片足には何個の骨があるでしょうか?
正解は28個です!
下腿(ふくらはぎ)の脛骨・腓骨からつま先の末節骨までで28個。女性の足のサイズの平均は23.5㎝だそうなので、1㎝あたりに1個以上の骨があることになりますね。
足が複雑で苦手、という声をよく耳にしますが、きっとそれは骨がたくさんあって、この中にいくつもの関節があるからなのかなと思います。
▶足の関節のパーツ
足は大きく3つのパーツに分かれます。踵から距骨までの後足部、中足骨から末節骨までの前足部、その間の中足部です。後足部と前足部は可動性、中足部は安定性が大切です。
中足部の中でも特に示指(人差し指)の付け根は母指・中指よりも中に位置しています。このことで中足部は安定し、特に2列という示指から踵までのつながりが安定するようにデザインされています。生まれ持って機能性の高いこのデザインを持っているなんてすごいなぁと感動してしまうポイントの一つです。(笑)
これが足の運動軸に関わっているのですが、それはのちのち見ていきましょう。
では足のパーツの中でどのパーツが特に大切になるのでしょうか?
正解は後足部。
後足部は脛骨・腓骨・踵骨・距骨からなります。
足関節は背屈(曲がる方向)、底屈(伸ばす方向)、回内(土踏まずがつぶれる方向)、回外(土踏まずが上がる方向)に動きます。後足部はこの動きすべてに関わる、とても大切な部分です。
その中でも距骨という骨はとても大切な役割を担います。
次回のnoteではこの距骨にフォーカスをあてて学んでいきましょう!