愛犬の死から6日経って思ったこと
15歳のヨークシャテリアのオス、名前はアポロ(お菓子の名前が由来)である。高齢犬のため、母とはいつ別れが来てもおかしくないと常々話していたが、いざ現実のこととなると私たちは大いに取り乱した。
その晩は子供のように何度も泣きじゃくり、次の日は気を抜くと涙が溢れてしまい生活がままならない。3日後に、調布・深大寺のペット霊園で火葬をしてもらった。火葬は、まるで人間さながらに執り行われた。スーツを着た男性職員が、神妙な面持ちで手順をすすめる。花や着ていた服、使っていた寝床に囲まれて