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人からのフィードバックをどう受け取るかで、成長速度が変わる

私がコーチングとか目標達成の技術を学ぶ中で、
「成長するためにはフィードバックをもらって、受け取る」ことが大事!
と言われ続けてきました。

でも私は、このフィードバックを受け取るのが大変苦手でした…

ただ、それは、
☑そもそもフィードバックの前提が何か?
☑どういう意識で受け取るのか?
が分かっていないだけでした。

上司や先輩、友人からのアドバイスを素直に聞けない人は、もしかしたら、かつての私のようになっているかも?

目次

1 フィードバックとは何か?
2 フィードバックには種類がある
3 フィードバックに対する考え方

1 フィードバックとは何か?

「問題解決・成長促進を目的として、取った行動やパフォーマンスの評価を本人に伝えること」です。

ポイントは、「問題解決・成長促進が目的」ということ。

例えば、
何も前段がないときに、
デブだね。痩せたほうがいいよ。
というのは、ただの悪口ですが、

言われた相手がスポーツ選手で、言った人が監督だった場合、
「(このスポーツでいい結果を出したいにしては)デブだね。
 (いいプレーをするために)痩せたほうがいいよ。
と言われるのは、フィードバックなわけです。

だから、あなたが言われていることが、
フィードバックかどうかの見分けが必要ですし、

言うときにも、
フィードバックとして言えているか?という注意が必要です。


何でデブって言われてる?


2 フィードバックには種類がある。

フィードバックの種類は、
「否定」、「肯定」、「修正」、「加速」といくつかありますが、

「修正」と「加速」の2種類があると思っていると、いいです。

かつての私は「肯定」と「否定」の2種類だと思っていて、
「肯定」つまり褒められるフィードバックは受け取れるけど、
「それはダメだよ」「それは違うんじゃない」という「否定」のフィードバックを受け取れませんでした。

「否定」=ネガティブなフィードバックを受けた時に、

「否定されている」

ともすれば、

「全人格を否定されている」くらいに受け取っていたのですが、

コーチングを学ぶ仲間から、

「否定じゃなくて、【修正】だよ。
もっとこうしたらよくなるよ、と言われてるだけだよ。」

と言われ、ハッとしました。

思い返すと、確かにそうでした(笑)

全然人格なんて否定されてなかった。


それが分かってから、受け取りやすくなりました。

あっ、でもたまに人格を否定するようなことを言ってくるような人がいますが、それは批判・非難であって、フィードバックではないので、受け取れなくても問題ないです。

フィードバックする側の問題です。

そんな心無い言葉に、あなたが傷つく必要はありません。


なので、フィードバックは、
こうするともっと良くなるという【修正】
いい調子だからどんどん行こうの【加速】
の2種類があると覚えておいてください。



フィードバックをありのまま受け取ろう

3 フィードバックに対する考え方

「自分の人格とフィードバックされている内容を分けて考える」
ことがめちゃくちゃ大事です。

フィードバックは、その人自身ではなくて、
その事象に対して言われています。


例えば、
自分が野球選手で、盗塁ができずに悩んでいたときに、
イチロー選手から、

「スパイクの靴紐をもっと締めたほうがいいよ」

とフィードバックを受けた時に

かつての私は、

「あのイチロー選手からフィードバックをもらってしまうなんて、
なんて私はダメなんだ…」

と落ち込むということをしちゃってました。


面倒くさいやつですね(笑)


イチロー選手は私の人格なんて否定していないのです。

スパイクの靴紐のことしか言ってない。

だから、
「スパイクの靴紐をもっと締めたほうがいいよ」
と言われたら、素直に締めたらいいんです


こういう風に考えられるようになって、
私はだいぶフィードバックを受け取りやすくなりましたし、
成長しました。


ただ、大勢にフィードバックを求めると、

イチロー選手は「締めたほうがいい」、

大谷翔平選手は「緩めたほうがいい」、

と違うことを言われるということも起こってきます。


その時は、自分の直感や経験に従って、

「どのフィードバックを受け取るかを自己責任で決める」

ということをしたらいいです。


こういう風に、考え方・マインドを一つ一つ整えていくのは、すごく大事。


もし、上司や先輩、友人からのフィードバックを素直に受け取れない方は、一度この考え方を試してみてください。


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