Tomohiro Kakinuma

●合羽橋・つば屋庖丁専門店 正社員 / 日本語・中国語・英語(トリリンガル)/ 主に庖丁、料理、副業等についてお伝えしていきます。

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    • 【基礎編】三徳庖丁のお手入れ方法

      ご使用上の注意冷凍食材、魚や鳥の骨などの硬い物は切らないようにしてください。 衝撃を加えたり、無理に力を入れると刃こぼれや大きな破損につながる場合がございます。 ハガネやステンレスに関係なく、ご使用後はできる限り早く水洗いをし、水気をしっかりと拭き取ってから保管してください。 水気を残したまま自然乾燥させてしまうと錆びの原因となり、切れ味の低下や刃こぼれに繋がりますのでご注意ください。 研ぐ前の準備砥石を水に浸す 砥石を水に浸し、十分に水を含んだ状態で研ぎ始めます

      • 【必見】プロが教える「庖丁を研ぐ前にすべき準備」

        状態確認と目標設定庖丁を研ぐ前に、どのように研ぎあげたいのか目標設定をしましょう。 目的によって研ぎ方や使用する道具も異なります。 例えば、体の具合が悪い時その症状にあったお薬を飲むと思いますが、その作業と全く同じです。 頭が痛いのに便秘薬を飲んでも治らないように、大きな刃欠けを治したいのに仕上げ砥石でいくら研いでも元通りには戻りません。 そもそも庖丁自体が歪んでいたり、使用している道具に問題がある場合もございますので、まずは原因をはっきりさせましょう。 砥石の状態

        • 道具へのこだわりと大切に扱う習慣

          道具の扱い方に性格が出る仕事柄、日々色々な人の庖丁を目にします。 本当に大切に使っているなー、と感じる庖丁もあれば、どうやって使ったらこうなるの?と感じるくらい酷い状態の庖丁にも出会います。 庖丁一つとっても研ぎ方や清潔さを見れば、扱う方の性格が何となく見えてきます。 料理人の方でも、油でベタベタの庖丁や錆びだらけの庖丁、柄にカビが生えている庖丁などを研ぎ直しに持って来られる方は意外と多く、はっきり言えば不衛生だと感じますし、僕はこのような庖丁で調理された料理を食べたい

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          家庭用万能包丁でやってはいけない3つのこと

          冷凍食品を切る庖丁全般に当てはまることですが、最もやってはいけないのが冷凍食品を切ることです。 意外と知らない人も多く、こちら側が注意してもついついやってしまいがちです。 刃物に使用されている鋼材はある一定の温度を下回ると非常に脆くなり欠けやすくなる性質をもっています。これを低温脆性といいます。 庖丁が冷凍食材に触れることで冷やされ脆くなった状態で硬い食材を無理に切ろうとするため、大きな負荷化がかかり破損に繋がりやすくなります。 ひどい場合だと指の爪程の大きさでパキッ

          家庭用万能包丁でやってはいけない3つのこと