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親子の価値観の違い
30年前と今が違うように、
30年後も今とは全然違うはず。
どんな世の中になっているか
想像もつかないけれど、
今の親世代になった頃までには
必要最小限のもの以外は
全て捨てようと思う。
子ども達が処分に困らないように。
そんな風に思ったのは...。
足が悪くなり、息子さんの送迎がなければ
病院にも買い物にも行けなくなってしまった
常連のお客様がご来店されたときのこと。
親世代の買い物って、普段のちょっとした出来事
の話をしたり、時には愚痴をこぼしたりして
気持ちを少し吐き出すことで、リフレッシュする
ことも含まれています。
でも、コンビニやスーパーで、話をすることなく
ピッ!ピッ!と買い物をしている子ども世代からすると
なぜタンスの中にいっぱい服などがあるのに
そのお店に行きたがるのかわからないらしい。
買いたい親VS買わせたくない子。
お店に入ってくるなり、お互いにぶつぶつと
私に聞こえるように呟いている。
どっちの気持ちもわかるので、商品はすすめにくい。
親子それぞれに理由があって
親子それぞれに言い分があって
親子それぞれの価値観が違う
親:嫁が話を聞いてくれない
(子:同じ話ばかりで聞いてられない)
親:自分のお金なのに買いたいものも買えない
(子:タンスの中に1度も着てないものがたくさんある)
親:家にいてもつまらない。話がしたい
(子:用もないのに出かけて転んだりしたら面倒)
実の親子だからこそ遠慮がなく、
聞こえるように愚痴を吐き出して険悪に。
よくある話です。
愚痴って、吐いても吐いてもその場その時だけ
スッキリしても、同じ状況に戻ったらあっという間に
元どおりのイライラ状態になりますよね。
そうならないためには、イライラの元を断たないと。
相手の価値観や思いを一旦受け取って折り合いを
つけないと、お互いにスッキリできない。
一人暮らしも大変だけど、同居も何かと大変だ。