見出し画像

クラフトビール愛飲家に伝えたい!シードルの魅力

はじめに
この頃、スーパーやコンビニでもクラフトビールを見かける機会が増えましたね。クラフトビールの魅力は、多様な味わい、個性的な体験、地域とのつながりなど様々考えられます。
今回ご紹介するシードルも、クラフトビールとの共通点が多く、家飲みを豊かにするお酒としておすすめしたいと考えています。

特別な体験を彩る多様な味わい
クラフトビールには、ペールエール、IPA、ピルスナー、ヴァイツェンなど多くのスタイルが存在しています。多様な味わいや風味の違いが、個人の嗜好や特別な体験を演出するアイテムとして好まれています。
一方でシードルはどうか?「りんごのお酒=甘いお酒」とイメージされる方も多いようですが、シードルにも多様なスタイルが存在しています。
日本シードルマスター協会によると香味チャートとして、甘み、酸味、タンニンなどのほかに12項目でその味わいを表現しています。私たちミチルシードルは、もう少しシンプルに「甘口、辛口」と「キレ、コク」の四象限でシードルの味わいを表現しています。


ミチルシードル考案シードル味わいマップ

■キレ甘
すっきりとした味わいの中にりんごの果実感がしっかり感じられるタイプ。りんごジュースのように口当たりが良いものが多くシードル初心者におすすめ。

■コク甘
とろりとしたコクのある甘さが特徴。無濾過で濁りがあるものも存在する。カラメルのような芳醇な甘さのシードルもあり、あんこやチョコレートなどのスイーツとの相性も良い。

■キレ辛
「シードル=甘いお酒」というイメージを払拭するキレのある味わいが特徴。口当たりはスパークリングワインに似ているが、りんごの酸味がよりすっきりした味わいにしている。

■コク辛
甘み、酸味のほかにタンニン(渋み)、カラメル(苦み)などの味わいを感じるシードル。複雑な味わいは、りんごの品種に由来しているため海外のシードルに多い。近年、国内でも味わいに立体感を持たせるため、外来種のりんごをブレンドする醸造所も増えている。

特別な一杯

クラフトビールって一度に大量に飲むよりは、一杯を味わいながら大切に飲むことが多くないですか?
シードルもデイリーなお酒というよりは、頑張った自分へのご褒美など、特別な一杯としてのご利用いただくのに向いているかなと思います。
特に、シードルはビタミン、ミネラル、クエン酸などりんご由来の栄養素も豊富に含まれているので、疲労回復や美容にも効果があるといわれています。週末のリフレッシュタイムにいかがでしょうか。

地域とのつながり

クラフトビールは、元々、地ビールとして地域の特徴や文化を反映したお酒として親しまれてきました。
シードルメーカーも、青森や長野をはじめとするりんごの産地に広く存在しており、地域と密接につながっています。現在、国内では北は北海道、南は中国地方まで200近いシードルメーカーが存在しているといわれています。りんご農家がシードルをつくっているケースも多く、そういった点では、より強く、地域や作り手の思いといったストーリーが感じられるお酒といえるかもしれません。

製造プロセス

クラフトビールもシードルも大規模な商業的な製造ではなく、小規模な醸造所や生産者によって手作りされるのが一般的です。
シードルの場合、シードルを専門につくっている醸造所のほかに、ワイナリーや日本酒の酒蔵や、りんご農家さんが自社や委託醸造でシードルづくりを行っています。それぞれの特徴を生かした製法がシードルの多様な味わいを作り出しています。

VinVie(長野県松川町)のシードル仕込の様子

まとめ

丁寧に作られる製造プロセスや個性あふれる味わいは、クラフトビールとの共通点も多く、クラフトビールを好む方は、きっとシードルも気に入っていただけるのではないかと考えています。
もし、シードルに興味を持っていただけたのなら、一度手に取っていただけると嬉しいです。

ミチルシードルでは国内外のシードルをアソートにしてお届けしています。ぜひご利用ください。

ミチルシードル|心がミチル、ミチの体験 (mechill-cider.jp)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?