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『コトノハ薬局』で一番、頭が良いのはだーれだ?
皆さんに訊いてみました。
音ノ瀬こと「聖さんでしょう」
音ノ瀬聖「こと様です」
音ノ瀬流「無論、御当主だ」
音ノ瀬日和「御当主は聡明な方です」
※副つ家は皆、「ことさん」一択。ほぼ信仰宗教みたいになってる。
音ノ瀬楓「ことさんとひーくん。どっちもすごく頭良いと思う」
佐々木恭司「隼太か秀一郎さん。ベクトル違う気もするが、相当に切れるのは確か。俺には真似出来ない」
音ノ瀬劉鳴「さて。どうでしょう……。人の叡智と頭が良い、とは少し違いますし…。副つ家の人たちは、叡智に近いかもしれませんねえ。只、僕は大海くんの閃きが怖いと感じる時はあります。ところでどこかに独身で、花も欺くような麗しい淑女はいらっしゃいませんか?」
蝶野芳江「こと様やないかなあ。あそこ、ご夫婦揃って頭ええよなあ」
照美咲院撫子「……ことさまか、お師匠さん(劉鳴)やな」
水谷景「あまり親交がないからよく解らないが。音ノ瀬ことには一目置いてる」
二条摩耶「ことさんでしょうね」
音ノ瀬玲一「御当主であろうよ。それがあの方に幸とは限るまいが」
音ノ瀬秀一郎「ことさんは怖いですねえ。聖くんもですが……」
音ノ瀬晃一郎「御当主か父さん。藤一郎兄さんも凄いけど」
音ノ瀬藤一郎「御当主か父さん」
音ノ瀬大海「音ノ瀬劉鳴。人生の何たるかを、彼は知っている気がするよ」
音ノ瀬隼太「大海。ことも鬼兎も厄介だがな。あいつは天才的直観を持ってる。敵じゃなくて助かる」
菅谷昴「才覚で言えばことだろう」
菅谷麒麟「昴かことちゃん」
椎名「俺」
九倉由宇「ことさんか。日和さんのことは間近で見ているので、頭脳明晰であるのはよく解ります」
九倉奈苗「兄さん」
*オマケ「『コトノハ薬局』で、一番の美形はだーれだ?」*(ギリシャ神話、争いの女神エリスが送った金の林檎みたいだな!!)
皆さんに訊いてみました。
音ノ瀬こと「聖さんは綺麗な男性です」
音ノ瀬聖「こと様以外の誰が……? こと様は女神ですよ」
音ノ瀬流「御当主。才色兼備とは、ああしたお方のことを言う」
音ノ瀬日和「御当主は美しい方です」
※副つ家は皆、以下略
音ノ瀬楓「ことさん!! あんな風になりたい。あ、でも恭司くんも綺麗」
佐々木恭司「俺は要らねえよ。楓に綺麗とか言われても嬉しくない。美形なら、それこそ隼太じゃないのか? 女がえらい群がるぜ」
音ノ瀬劉鳴「亡き妻です」
蝶野芳江「そら撫子やろ。こと様かて、ギリ及ばんわ」
照美咲院撫子「……藤一郎はんやろか。正統派で華やかな美貌やなあ」(隣にも該当する男性が)
水谷景「摩耶さん」
二条摩耶「そうねえ。ことさんかしら。同性としては憧れるわね」
音ノ瀬玲一「家内かな」
音ノ瀬秀一郎「ことさんでしょうね」
音ノ瀬晃一郎「今、交際中の彼女です」
音ノ瀬藤一郎「御当主です」
音ノ瀬大海「磨理だね」
音ノ瀬隼太「興味ないな。人間は臓腑に皮を覆ってるだけだ」
菅谷昴「麒麟」
菅谷麒麟「桜姉さんとかことちゃんとか?」
椎名「興味ないな。人間は臓腑に皮を覆ってるだけだ」(どっかで聴いた台詞)
九倉由宇「奈苗」
九倉奈苗「兄さん」
~アンケートの後~
お疲れ様でした。この後は、ちょっとした打ち上げを予定していまして・・・・・・おや?
昴「は? うちの麒麟がどう見ても絶世の美形だろうが。傾国だぞ? 傾国!!」
聖「こと様は国を傾けない美女で、女神だ。人間以上だ」
昴「黙れよ」
聖「君こそ口を慎みたまえ」
昴「今日は呪術行使の予定はなかったんだがな」
聖「予定は未定であって決定ではないからね」
昴「闘るか?」
聖「闘るかい?」
※尚、業務提携中のお偉いさん同士の会話である。日本経済の危機をここに垣間見ることが出来る(のか?)。
劉鳴「現時点では、やはり亡き妻の面影が僕の胸中で燦然として輝きます」
大海「磨理には及ばないと思うよ」
劉鳴「おや。見解の相違ですねえ」
大海「そうだね。磨理は地上に舞い降りた天使だから、仕方ないよね」
劉鳴「妻は菩薩でしたが」
大海「ふくよかだったのかい?」
劉鳴「比喩です。それこそ、宗教画に描かれる天使も、ふくやかなのでは?」
大海「比喩だよ」
劉鳴「おやおや……」
恭司「あいつらこえー。俺は楓で良かった……」
隼太「おい恭司。人間は臓腑に皮を覆ってるだけだ。あの小娘も例外じゃないぞ」
恭司「うるせーな!! 楓はちげーよ! あいつの体内は空気清浄なんだよ!! 森林浴ができんだよ!!」
隼太「……人の体内に樹木が?……恭司。お前、以前より莫迦に輪がかかったな」
秀一郎「昴くん、聖くん。落ち着き給え」(バトルにさらりと介入)
昴「どけ。お前もどうせ、こと派閥だろうが」
聖「その言い方はいただけないな。こと様を俗っぽい表現に巻き込まないでくれ」
麒麟「なあ、昴ー。俺、カラオケ行きたい」(ひょっこり登場ビジュアル無自覚天才野郎)
昴「……全くしょうがないな、お前は。おい、音ノ瀬聖。勝負はお預けだ。今日は平日じゃないからカラオケ料金上がるんだが」(なぜ知っているブルジョワ階級。お支払いはブラックですか?)
麒麟「昴の歌が聴きたい。広い個室が良いっ!」(弟の甘え全開!! これまで兄を付き合わせていたと思しき。麒麟はアニソンとかもありだろうが昴の選曲は。無駄にハイスペックだから流行りの歌をさらりと歌いこなしそう。高得点これ通常。麒麟が喜んで褒めたら喉が潰れるまで歌い続けそう恋って怖いわあ)
昴「……全くしょうがないな。じゃあ行くか。ほら、麒麟」(金色マイクを店にキープしてそうな兄弟。ブルジョワめえええええ)
聖「昴くん。カラオケには監視カメラがあるからね」(なぜ知っている副つ家)
昴「愛し合うことに不都合でも?」
麒麟「え、おい昴。何か違うぞ……、」
聖「うん、もう良いや。行ってらっしゃい」(投げた…っ!)
(兄弟、手を繋いで退散。この場合、兄と弟の「カラオケ」に対する見解が一致しているかは甚だ疑問)
こと「聖さん、そろそろ夕食の支度をしませんと」
聖「はい、申し訳ありません、こと様。僕としたことが、少し熱くなりました」
こと「聖さんが作ってくださる、お魚の塩焼きが好きです」
聖「作りましょう」
秀一郎「…………」
劉鳴「やはり亡き妻が」
大海「磨理だろう?」
延々。
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