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奥さんがドラクエを始めました

うちの奥さんがドラゴンクエスト、いわゆるドラクエをはじめました。
よりによって「1」を。

もともと僕がドラクエが好きで、
淡路島に行ったときに一緒にドラクエのテーマパークにいったりしていたので
興味を持っていたようで、まずはスマホでできる1を初めてみたとのこと。
https://nijigennomori.com/category/dragonquestisland/

なんですが・・・
全く経験がないので何もわからないらしいんですね。

こういうRPGってだいたい、
・宿屋で回復しながら敵を倒す→お金を稼いで新しい装備を買う→次の街を目指す
・スタート地点から進んでいくと敵が強くなる
・街の人との会話にヒントが隠されている
とかとか、暗黙の前提としている約束事があると思うんですが、プレイしたことがないとこの辺りや、そもそも宿屋とか武器屋があることもわからないということに今更ながら気づきました。

僕もどうしたらいいか聞かれるので、
ついつい色々答えながら奥さんがやっていたのですが、
その話を奥さんが職場の同僚にしたところ、

「自分で色々考えて進めるから楽しいんじゃないの?笑」

そりゃそうだ。

当たり前だけど一から十まで教えていたら、何も考えずに手を動かすだけになってしまう(本人的にはそれでも楽しそうだけど)。

「おお、勇者〇〇よ、死んでしまうとはなさけない」
とか王様に言われてカチンとくるとかも経験だしね。
(偉い人ってのはなぜどの世界でもこう好き勝手なことを言うのか・・・)

どんなゲームでも最近は攻略サイトが充実しているので、その気になれば初めから一番効率よくプレイすることも可能。
別にゲームを通じて成長したいワケではないけれど、自分なりに考えたり、工夫して突破したときの嬉しさって忘れない気がする。
エンディングが見たいなら実況動画見ればいいってハナシですからね。

もっと言えば、
子供の頃、友達の家に行ってゲームをするとき、その子しか持っていないソフトとかだともう圧倒的なスキル・経験値の差があるわけです。
しかも、あまり丁寧には教えてくれない・子供の説明力では相互に伝わらないので見様見真似で覚えたり・・・。

・・・そんなこんなと思ったのでノーヒントにしたところ、奥さんから少しは助言しろとブーイング。

まあ、バランスですかね。
細かく教える(ティーチング)ではなく、ヒントを出しつつ考えてもらう(コーチング)感じでゆっくりと。

なぜ後輩指導でもないのに、家でコーチングをしているのかと思いつつ、
子育てでも、同じであまりあれこれ言わずにやらせてみて考えさせて時には失敗させるのも大事だし、なんでも一緒なのかな。

そんなことを思った、妻のドラクエデビューでした。

それにしても・・・
「1」のロトの鎧とか、「2」の稲妻の剣とか、リアルタイム世代の先輩方はノーヒントで見つけられたんですかね・・・心底恐れ入ります。

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