コロナで家族全滅した話(第2話)
【11月20日(日)】
一家全員でコロナに感染し、私だけがせんとうふのうな状況は今日も続く。
それは朝目覚めた時点で理解できた。
体温は相変わらず38℃台後半で、頭が割れるような頭痛。
10分動いたらベッドに倒れ込んで2時間の休息…
2時間毎に就寝と起床を繰り返していた。
妻・子供2人はすっかり元気になっていて、日常が戻りつつある。
今まで、こんなに体調不良が長引いたことはなかった。
さすがに憂鬱になってきた。
夜、楽しみにしていたカタールワールドカップの開幕戦を見た。
この記事を書いている現在はとっくに閉幕し、各リーグの日程が
再開されている。
(本当は毎日記録するつもりだった)
このあたりから、体調回復の兆しが見えてきた。
【11月21日(月)】
体温が平熱に戻った!しかしひどい頭痛は続いている。
とはいえ、解熱鎮痛剤(バファリン)を飲めばほぼ普通の生活が
できるようになった。
体力は相当落ちているものの、久々に子供たちと遊ぶことができた。
仕事を休んで1週間になる。
『発症後8日間の自宅待機』という決まりがあり、保育園の受け入れも
同様である。
上の子が土曜日に発症したため、そこから8日後は翌週の土曜日。
日曜日は当然休みなので、結果として家族全員がほぼ2週間の休みを
取ることになった。
幸いにも、子供のコロナ療養の看護のための休み(有給)が制度として
作られたので、夫婦ともに金銭面の心配をすることなく、有給休暇も1日
か2日程度の使用で済んだ。
さて。
現在どのような状況かというと、
『給料の心配をすることなく、体調がほぼ回復した状態で、向こう1週間の休みが決定している』
のである!
今夜はカタールワールドカップ第2戦、イングランド対イランが行われる。
そして、翌日からは各日4試合の中継が予定されている。
こうして、私のカタールワールドカップ観戦記が幕を開けたのであった。