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山下達郎の楽曲に浸りながらG.I.S.Mを手に取る。

もう滅茶苦茶だ。 80年代に青春を謳歌した世代の中には一定数存在するのかもしれないが、 その先輩方より20年近く遅れて産まれた(しかもど田舎)私の世代では 皆無だろう。 2023年を迎えてから、レコード熱が再発した。 高校を卒業し、満を持して地方都市に出てきた田舎者が20代半ばまで收集 したCDはピーク時で3,000枚を超えた。 『レコードしか存在しなかった時代の音源はレコードで』 こう考えていた当時の私は覚えたての初期パンクの音源はレコードで 購入していた

    • 高橋幸宏さん。

      2023年1月11日。 誤嚥性肺炎により70歳でなくなってしまった。 2020年に脳腫瘍を患っていたのは知っていた。 ちょうど去年の年末、Instagramでたまたまユキヒロさんのアカウント を見つけたので、覗いてみた。 2022年の6月から投稿が途切れていて、別の病気の治療を始めた…という ことが書いてあった。 とても、とても嫌な予感があったのだけれど、まさか本当に…。 この動画のRYDEENは、YMOの中でも最高の演奏のひとつだと思う。 こんなにも感情を揺さぶる

      • 音盤収集記 2023 - No.2 『The Beach Boys - Surfer Girl (US ORIGINAL)』

        購入日:2023/01/14 購入店:パラダイスレコード 購入価格:3,000円 完全にレコード収集への熱が上がりきってしまった。 初売りセールで狙っていた服を安く買うことより、今はレコードが欲しくてたまらない。 しかも、このタイミングでパラダイスレコードの近くに行く予定ができた。 パラダイスレコード。 宮城県仙台市の超有名店だと思う。 20年ほど前は、一番町本店の他にイービーンズの3Fか4Fにも店舗があった。The Clashの1st(もちろん再発盤)とか、1,

        • 音盤収集記 2023 - No.1 『RIDE 4 Eps』

          購入日:2023/01/03 購入店:Amazon.co.jp 購入価格:6,748円 前日、子供たちに初売りの賑わいを体験させてあげたくて地下鉄で街に出かけた。ポケモンセンターでちょっとしたグッズを買ってあげたあと、なんとなくタワーレコードに立ち寄った。 最近(といってもここ5年くらいな気がするけれど)はアナログ盤コーナーがしっかりと作られている。 そこでたまたま見つけたのがこれ。 イングランドのシューゲイザー最重要バンドの1つ、RIDE。 これは、初期にリリースさ

          コロナで家族全滅した話(第2話)

          【11月20日(日)】 一家全員でコロナに感染し、私だけがせんとうふのうな状況は今日も続く。 それは朝目覚めた時点で理解できた。 体温は相変わらず38℃台後半で、頭が割れるような頭痛。 10分動いたらベッドに倒れ込んで2時間の休息… 2時間毎に就寝と起床を繰り返していた。 妻・子供2人はすっかり元気になっていて、日常が戻りつつある。 今まで、こんなに体調不良が長引いたことはなかった。 さすがに憂鬱になってきた。 夜、楽しみにしていたカタールワールドカップの開幕戦

          コロナで家族全滅した話(第2話)

          コロナで家族全滅した話(第1話)

          〜現在の状況〜 最初の感染者:妻   3日間発熱、4日目で軽快 第二の感染者:下の子 12時間発熱、その後は軽快 第三の感染者:私   3日間発熱中 第四の感染者:上の子 発熱開始 とりあえず、午前中の早い時間帯に上の子を病院へ連れて行ってもらった。 陽性であることを証明するためだけに。 そしてその日の午後。 下の子は元気いっぱい、上の子は少し具合が悪そうに見えるがわりと普通に 過ごしている。 妻は症状がほぼ収まったようだ。 いっぽう、私はといえば全く良くなる兆

          コロナで家族全滅した話(第1話)

          コロナで家族全滅しそうな話(第3話)

          【11月16日(水)】 9時。回復した妻に下の子を病院へ連れて行ってもらう。 やはり陽性であった。 ちなみに私は妻の受診時点で「みなし陽性」という称号を受けているので 病院には行かず。 帰ってきた下の子は熱でグッタリ。 しかし、お昼寝をして数時間したあたりから元気になり、体温も平熱に。 翌日以降はすっかり平常運転に戻った。 若いって素晴らしい。 一方、私は頭痛・悪寒・発熱・倦怠感の一斉攻撃を食らっていた。 ほんの少し起き上がっただけで、その10倍近い時間の安静

          コロナで家族全滅しそうな話(第3話)

          コロナで家族全滅しそうな話(第2話)

          【11月15日(火)】 妻は相変わらず38.0℃前後の発熱で寝たきり生活をしている。 うちの母が泊まる時に使っている空き部屋はテレビやベッドなど一通り揃っているので、引きこもり体質の妻にとっては何不自由ない環境である。 (治癒してもこのまま出てこないのではと思うくらい) 風邪を引いた時と変わらず、食欲はないようだ。 夜にそうめんを食べただけで、あとはスポーツドリンクとお茶を飲み、定期的に解熱鎮痛剤を服用するだけ。 部屋の前でこっそり様子を伺うと、ひたすらベッドに横になって

          コロナで家族全滅しそうな話(第2話)

          コロナで家族全滅しそうな話(第1話)

          ついに我が家にもコロナの魔の手が…! 【11月12日(土)夕方】 妻「なんだか喉が痛い気がする」 コロナ渦に突入して約3年。 こんなことはお互いによくあったし、発熱や風邪症状があったらすぐに病院を受診し検査をして陰性を確認してきた。 子ども(5歳・2歳)も何度か発熱はあったが、無事に乗り切ってこれた。 なので、妻のこの一言もあまり気にしていなかった。 いや、気にしていなかったというか、この数年で『風邪』と『コロナ』の2つの境界が薄れてきて、限りなく『風邪』に近い認識

          コロナで家族全滅しそうな話(第1話)