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柿酢づくり
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2019年仕込みの柿酢を2020年3月に絞ってみました。
柿は、いただきものの甘柿と渋柿です。
へたをとったほうが良いとか、洗わずとか書いてありましが
今回は、かるく洗ってへたはとらずに瓶の中へ!
柿をいただくタイミングがずれていたので、その都度どんどん柿を入れていくの繰り返し
途中で、シンナーのような匂いがしたり、寒天のようなものができたり、、、
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調べてみると、産膜酵母や酢酸膜らしい〜
酢になっている証拠で無害とか書いてあったが、シンナーくささがいや!
酸素が好きなので、かき混ぜると良いらしい。
膜をとったり、少しの膜だったらそのままかき混ぜたり〜
ナタデココは産膜酵母らしい〜
ナタデ菌とココナッツウォーターでナタデココ!
と、いうことは柿酢でナタデココが出来たということ??
ナタデ柿か!(笑)
そう知ったらナタデココ好きな私!食べてみました〜
すっぱーい!!!
匂いもちょっと、、、
洗ってシロップにつけてみたけど酸っぱい!
酸っぱすぎる、、、
でも、食感はナタデココ!
みかけもナタデココ!
産膜酵母を取り除いてしばらくするとまた、ナタデ柿が出来てる!
だんだん出来るのが早くなってきたような〜
そして、すっぱくない!
無味無臭にちかい!
これならたべられる!
雑草豆乳ヨーグルトに入れたら美味しかった!
そろそろナタデ柿に満足したので本来の柿酢づくりへもどろう〜と(笑)
柿酢からもシンナーくささがうすくなってる
まず、あらくしぼろう〜
と、つとむじいちゃん作のざるへいれてみた!
次の日みると、きれーいに濾されている!
絞りカスもぜんぜんなく、透き通る美しさ〜
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絞り袋もつかわず
ただそのまま
おいておくだけ〜
うわ〜簡単!
まだ、水分ありそうだったのでそのままあと2日くらい放置
柿の色の柿酢ができました!
絞りカスもまだ絞れそうなので、今度は絞り袋に入れて絞りました。
こちらはかなり力仕事!
手絞りの柿酢はちょっと濁ってます。
絞りカスも何かに使えそうだけど今回は、キエーロの菌ちゃんに食べてもらうことに(笑)(キエーロとは生ゴミコンポストのことです)
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左が手絞りで右がぼとぼと絞り
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味は手絞りがちょっとシンナーの匂いがするかな〜って感じですが、どちらもちゃんと酸っぱくて美味しい!
昆布出汁かカツオだしでもはいっているような旨味を感じます。
こちらは、ナタデ柿を梅シロップ漬けにしたものです。
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柿酢づくりはなんとも奥が深かったです(笑)
今年は、柿酢一歩手前の柿ワインもどきもあじわってみたいとおもっています。
2022年は樹齢が100年近いかも〜って柿の木からもぎとらせていだいた柿の実をつかいました。
発酵しはじめた液葉ドロドロとしていて、とても細やか〜
柿の実で液が違うんですね〜
もう少しして、こちらは絞りたいとおもいます。