015 受験本番まであとわずか
「014 『一芸に秀でた子を育てる』ために、考える力を育てる」として、前回は、子ども自身が自ら考えることを育てたい、と書きました。
今回は、次女の受験話。
次女は小学校3年から、寮のあるとある中学校に行きたいと言っていました。その学校への受験なら、学校のテストは大抵90点以上という娘には、学校の勉強をこの調子でがんばっていれば大丈夫、と伝えていたのですが、長女が私立への進学を決めたことをきっかけに、自らもこれからのことを考えて、自宅から通える学校を受験したいと言い出しました。
この時は別に、娘自身も受けたい学校が具体的にあったわけではなかったので、夫と相談して娘に提案した学校にご縁がなかったら地元の学校へ進もう、ということで5年生の5月から塾へ行き始めたわけです。
入塾した頃は45だった偏差値も、今では60台に乗るようになってきました。
順調に伸びてきた成績も、先日思いっきり落として帰ってきました。偏差値で言うと35。
武器としていた作文が書けなかったというのです。100点満点の国語のテストで、配点60の作文が、何度も書き直して時間がなくなり、字数が全く足りなかったそうです。
やらかした〜というやつです。
作文は、5年生の時に塾から勧められた問題集があったのに、一切手を付けずにいたので、余裕がある時に得意なところのテクニックを身につけておいた方が良いと、勉強に対して滅多に口を出さない私が唯一言っていたのですが、今になって、ようやく身に染みたようです。
まぁでも仕方ない。
先日、35の偏差値をひっさげて塾の面談を行いましたが、笑っておきました。
ちなみに私は高校受験しか経験していないのですが、入試直前にガクッと成績を落とした経験があります。
毎月のように受ける模試は、あくまで練習。
当日、ベストを尽くせるように整えるための準備だと思って、どんなことが起きても、乗り越えていって欲しいです。
「一芸に秀でる子」をモットーに、部活のために中2から私立に転校して寮生活を送っている中3、受験勉強を自ら希望し、読書力だけで乗り切ろうとする小6、彼氏アリのおしゃまな小2の三姉妹を育てる母です。普段は、書籍などのデザイン・編集・雑用をこなす、獅子座のAB型です。