見出し画像

【ダルエスサラームの歩き方】~”タンザニアのニューヨーク”の楽しみ方~

マンボ!

タンザニア在住ライターのほりとも(@tmk_255)です。

タンザニアにこれまで2年の間に10組ほどのお友達が遊びにきてくれました。予想外にたくさんで嬉しかった!遠くまではるばるありがとう~。

日本ではあまり知られていないけれど、実はタンザニアは、世界中から観光客が訪れる観光立国。外してはならないのは、「サファリ観光」とアフリカのハワイとも呼ばれる「ザンジバル」。

でも、私が住むダルエスサラーム(首都ではないけど、経済の中心地。私は勝手に、『タンザニアのニューヨーク』とよんでいる)に遊びに来てくれる友達をどうもてなそうかしら…といろいろとトライした結果、行く場所が決まってきました。

サファリ観光の経由地として、またはお友達に会いに、ダルエスサラームに来た時はぜひこの3つには行ってほしい。今日はそんな、在住者だから知っている、日本人が楽しめるダルエスサラームのおススメスポットを3つご紹介♪


①タンザニアといえばティンガティンガ

なんといっても最初のおススメは「ティンガティンガアートの工房」です。観光バスが立ち寄っているのを時々目撃することもある、町でも数少ない観光客スポットと言えるでしょう。

(Google map で探す場合は『Tingatinga Arts Cooperative Society』)

ティンガティンガアートとは、60年代にタンザニアで生まれたアート。
アフリカの大自然や動物たちを力強く表現した明るく楽しい絵画で見ているだけでワクワクしてきます。

ここでは、アーティストたちが絵を描いているところを見ることができるんです。さらに、お土産物屋さんも隣接しているので、アーティストが下書きもなく明るい色で動物を描いている横で、彼の書いたばかりの作品を買うことだってできます。

日本のバイヤーと契約している人、昔ティンガティンガアートの仕事で日本に行ったことがある人などいて、お店に入ると「こんにちわ~」なんて流暢な日本語であいさつしてもらえます。

お友達をここに連れてくると、だいたい「買う予定ではなかったけど」と言って、絵画を買っていきます。だから、旅先での荷物を増やしたくないあなたは要注意!

外では描いたばかりの絵を乾かしている
ティンガティンガアート
店内はカラフル!
まさに今、描き中のアーティストたち

②リサイクル品のおしゃれブティック

さて、お次は「観光で寄るところ」として定番ではないけれど、私が強くお勧めする「リサイクル品で作ったオシャレな雑貨」が買えるブティック、アフリクラフト(AfriCraft)

ここでは、ワインボトル、小麦粉の紙袋、ソーダ缶、古紙などなど、ごみになるものをリサイクルして、素敵な雑貨を作って売っています。そしてブティックを囲むような形で、敷地内には商品を作る工房が並んでいます。そこで、商品を作っているスタッフたちなんらかの障害を持った人達。

リサイクル精神も、障害のある人への雇用というスタイルも、そしてリサイクルとは思えない素敵なアイテム、どれもこれも共感しかありません。

ここは、地元でも高い評価を得ていて、小学生たちが課外学習として訪れたり、最近では、観光客が団体で訪れている姿も目にします。きっとこれから認知度をますます高めていくであろう、今は隠れ家的なスポットです。

ドリンクの瓶で作ったグラス
店内
牛乳パックなどで作ったカバン
落ち着く店内
商品を作っている従業員たち

③ここは本当にアフリカ?

最後は、地元の屋外ショッピングエリア的な「スリップウェイ(Slipway)」

ここは、タンザニアに到着したばかりの頃に、お友達が「アフリカっぽくないところ」として紹介してもらったところ。いわゆる、外国人が買い物するエリアですね。

駐車場に入ると、よくある「アフリカのお土産屋さん」的な小さな露店が並んでいます。ここで、値引き交渉をしながら買い物をするのも楽しいです。

さらに、そこを通り過ぎて、インド洋が見えるエリアに進むと、そこはオシャレなショッピングエリア。ここにあるタイ料理のレストラン『Thai Kani』は町でも人気のレストラン。

ここでお友達を連れていくお店は2つ。Neema Homeと、Binti Center です。
ともに、障害を持った人や持病を持つ女性などを雇用しているのですが、そういった商品製造スタイルだけではなく、商品も日本人もファンができるような素敵なデザインなんです。

お買い物以外にも、インド洋の海風を感じながら、海沿いを散歩、夕方はきれいな夕焼けを眺めながらレストランでディナーなど楽しめます。

駐車場には露店が並ぶ
Neema Home 
Binti Center 
Binti Centerで買える ジンベイザメのぬいぐるみ
インド洋も見渡せる
アフリカ布の服も買える
cafeやレストランもある

おわりに

「ダルエスサラームはお友達が遊びに来てくれても連れていけるところがない」最初はそんな風に思っていた私ですが、たくさんの友達が来てくれて、ガイドさんになったつもりで出歩いてみると「ここってみんな楽しんでくれる!」と発見するスポットがたくさん。今日はその3つをご紹介しました~。

日本からは遠いアフリカ。でも、キリマンジャロ山での登山、野生の動物に会えるサファリ、ザンジバル、マフィア島でジンベイザメと泳いだり、遺跡を見に行ったり、きっとこれから、日本人観光客も増えると思います。

そんな時はぜひ、ダルエスサラームにも寄ってみてくださいね~。

#海外生活

最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
この記事を楽しんでいただけたら、ぜひ「スキ」してくださいね。

海外生活に少しでも興味をもったあなたには、ぜひ私のX(旧Twitter)をフォローしてほしいです。日本にいるあなたにも日常の生活のヒントになる、海外生活ならではのへぇーというエピソードや気づきなどを毎日つぶやいています。

ぜひ、フォローいただけるとうれしいです!
・Xアカウント:ほりとも
・note: ほりとも@タンザニア在住ライター


読んでいただきありがとうございます。サポートいただいたお金は、noteでのさらなるクリエイター活動に充てさせていただきます!