日本人が楽しめる『ダルエスサラーム(タンザニア)』の歩き方
日本では美しい桜を楽しみながら、新しい年度に心が躍る4月ですね。
ここタンザニアは、『休みがとっても多い』4月なんです。
イースターというキリスト教の祝日(タンザニア人の40%ほどがキリスト教徒)があったり、タンザニアの連合記念日という祝日もあります。
学校の春休みもあったりと、4月は3分の1くらいが休みなんじゃないかと感じるほど。
日本の年末年始のような4月。住んでいるとあまり行く機会のないところを訪れる良い機会となりました。そして改めて、移住前に抱いていた「アフリカ」のイメージが変わりました。
今回はタンザニアに来たらぜひ訪れてほしい、日本では知られていない
隠れ家的なスポットをご紹介!
エコが超オシャレなブティック
まずは、アフリカでこういうお店があるとは予想していなかった!リサイクル品で作った雑貨や家具を売るお店「アフリクラフト」
町から集めたゴミ、ワインボトル、ペットボトル、お米の袋などが、クリスマスの飾り、おしゃれなカバン、ワイングラス、アクセサリーなどに大変身。
そして、さらに興味深いのは、このお店と同じ敷地内に、これらアイテムがどうやって作られているかを見学できる工房が並んでいること。
お店の人が「ツアーしますか?」と誘ってくれるので、一緒にぐるっと回ります。ここでは、週1回「アイデア会議」というものがあり、ごみを使ってどういったユニークな商品ができるかをスタッフたちがアイデアを出し合っているそうです。良いアイデアを出した人にはボーナスも支給されるとか!
工房を回っている時にあちらから目の見えない人が歩いてきた時には、「障害のある人達も積極的に雇っています」という説明がありました。
さらに、新しい試みを最近マサイ族としているそうだ。それは村に住むマサイ族たちに湖周辺の大量ごみを拾ってもらい、それをリサイクルするという取り組み。
また、タンザニアでは高価でタンザニア人の女の子たちが入手しにくい生理用品を手作りして、無料で配る活動もしています。
オシャレなエコアイテムが安価に手に入るだけでなく、リサイクルの重要性やエコの意識を変えてくれるツアーもできるアフリクラフト、ぜひ『地球の歩き方』に追加してもらいたいくらいの満足度の高いスポットです。
タンザニアのアーティストの工房へ
次は、タンザニアのアート「ティンガティンガアート」の工房へ。
ティンガティンガアートとは、動物や植物などの自然が描かれたポップアートでタンザニアが発祥。
アーティストたちが絵を描いている場所を見学しながら、ショッピングを楽しむことができます。
人気があるのは、子供のお土産に最適な名前を入れてもらえるネームプレート。お値段は1つ1000タンザニアシリング(日本円で580円~)からです。
ティンガティンガアートは、日本でも人気が出ているようで、日本の一部店舗でも購入ができます。こちらの工房でも、お店で「日本人だよ~」なんて言うと「コンニチワ!」と声をかけてもらえます。
アフリカでも楽しめる日本
最後は、意外や意外、タンザニアでもメロンパンが食べられる、日本のパン屋さんです。
日本人のジャクソンさんという方が、タンザニアの若者に雇用を提供するためにスタートしたパン屋さん。こちらに住む日本人だけではなく、多くの住民に人気があります。
アンパンやメロンパンは1つ4000タンザニアシリング(230円)。この値段で日本のパンをアフリカで食べられるなんて、もう感謝しかありません。
ちなみに、パン屋さんの横には日本の100円ショップのような「KOMONOYA」があり、日本の便利グッズ6000タンザニアシリング(350円)から手に入ります。
日本のパン屋と100円ショップが並ぶここは、タンザニアの「リトル東京」と言えるでしょう。
まとめ
タンザニアは、サファリ観光で有名ですが、住んでいると見えてくる、動物の王国以外の魅力がたくさんあります。
日本からは遠い遠いアフリカですが、少しでも、タンザニアの日常を感じていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事を楽しく読んでいただけたら、ぜひ「スキ」してくださいね。
海外生活に少しでも興味をもったあなたには、ぜひ私のツイッターをフォローしてほしいです。日本にいるあなたにも生活のヒントになる、海外生活ならではのへーというエピソードや気づきなどを毎日つぶやいています。https://twitter.com/tmk_255