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世界と違う時の流れ「スワヒリ時間」


(※画像は、スワヒリ時間をモチーフにした時計ですが、タンザニアで使われているのは、私たちと同じ一番上に12がある時計です)


こちらにきて、タンザニアの公用語であるスワヒリ語の授業をとっている。
せっかくタンザニアに住んでいるのだから、その国の言葉で話をしたい。

先日は、時間の聞き方について学んだが、そこで世界とは違う時間の流れ方をしている「スワヒリ時間」について学んだ。

なんと、タンザニアの人が普段使っている「スワヒリ時間」は、世界の時間より、6時間遅いのだ。
例えば、正午と言いたい場合、スワヒリ時間は午前6時である。
おやつ時間の3時と言いたい場合、スワヒリ時間は午前9時である。

どうしてこんな厄介なスワヒリ時間が存在するんだろう。
朝日が昇るのが朝6時頃だから、そこからスタートして、時間を数えるようになったらしい。ある意味とても理にかなっている。
世界の使っている時間に揃えることなく、今もこのタンザニア時間を
使っているこの国の人たち、素敵だなと思った。

ただ、人と待ち合わせをして6時間遅れてしまうとしゃれにならないので、このスワヒリ時間には、気をつけないといけない。

実際、自分が少しだけスワヒリ語がわかるようになって、スワヒリ語でやり取りをしていると待ち合わせの時間の時に、スワヒリ時間を使ってくるタンザニア人はとても多い。

スワヒリ時間、素敵だけれども、要注意でもある。


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ほりとも@香港在住ライター
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