この世で一番のごちそう。
この世で一番好きなものはお好み焼きです。
つづきともみ好きなものランキング
1位 お好み焼き
2位 UVERworld
3位 斬るえむ
4位 KJ(旦那)
みたいな順位です。
ところで。
わたしはお好み焼きを一緒に食べる人を選びます。
心許せる人とじゃないと、一緒に食べません。
つくしがあったから。
母の作る料理はめちゃくちゃおいしい。全部。
ケンカをしたり殴られたりとか日常茶飯事だったので、何度も家出を試みましたが、いつも頭に浮かぶのは「いま家出したらもうママの料理が食べれない…」でした。これでわたしは全家出を未遂で終わらせております。
母の母(おばあちゃん)は愛知県西春町という土地でお好み焼き屋さんを経営していました。今の北名古屋市です。お店の名前は「つくし」。
みんなに愛され、とても繁盛していたそうです。
というのも、おばあちゃんはわたしが5歳のころガンで亡くなってしまい、残念ながらわたしは覚えていないのです。なので母から聞いた話しか知りません。会ってみたかったなあ。
おばあちゃんが亡くなった後、母の父(おじいちゃん)がつくしを継いで経営していました。記憶があるのはここからです。
おじいちゃんと、母がカウンターに立ち、かなり分厚くてまんまるなお好み焼きを作っていました。
中には肉、魚、はもちろん、ウインナーやコーン、大好きなチーズなども入っていました。
わたしは、母と一緒に西春に帰るたびにつくしでお好み焼きを食べていたそうです。しかもかなりうまいお好み焼き。そりゃ好きになるのに時間はかかりませんでした。
おじいちゃんも歳をとって、つくしを畳んでしまったので今は店舗はありません。たしか、現在は不動産屋さんになっているはず。
でもその後も母は家でずっと同じ味のお好み焼きを作ってくれていました。
最悪だったデート。
20歳のころ、職場の先輩に告白をされました。それはもうストレートに、好きです付き合ってくださいと。
その時、店舗の店長を目指し日々奮闘していたわたし的には彼氏などどうでもよく、でもまあせっかく告白されたしということで適当にOKを出しました。
これが良くなかった。
初デートは好きなものを食べに行こう!と言われたので当然のようにお好み焼きを食べに行きました。
た、、、高い、、、お好み焼き1枚で2000円を超えるのは高い、、、!!年上の彼に連れて行ってもらった高いお好み焼き、さぞかしおいしいんだろうなあ~とワクワクしていたわたし。
ところが、彼はまったくお好み焼きを食べなかったのです。
食べずに、ひたすらわたしに喋りかけていました。
「俺がきみを好きなのはこういう気持ちがあったからで」
「今度二人で旅行にいこう、○○とかどうかな?」
「将来のことを考えたらご両親にご挨拶をいかなきゃね」
わたし「てか食べないの?全部食べるよ?」
彼「いいよ!」
よかねえわ!!!!!!(既に3枚目)
彼はその後も話し続け、わたしは食べ続け、、、
なんだこれは…という複雑な感情で食べていました。
そういう邪念があるご飯って、あんまり美味しくないというか、美味しいかどうか覚えてないんですよね。
大好きなお好み焼きを…こんな変な感情で食べるのは…無いな…
と強く感じました。
あとお好み焼きのタレが飛ぶかもしれないのに白い服で来るなよな(過激派お好み焼きer)
すぐ別れました。
一緒に食べる人は重要
以上のことから、大好きなお好み焼きを食べるときは、気負いせず心を許している友人としか食べないという、強い意思ができあがりました。
過去にわたしと一緒にお好み焼きを食べたことあるぞ?!って方はそういうことです。おめでとうございます、あなたは元カレより上です。
まだないぞ?!って方も、そのうち誘うので元カレより上です。
心置きなく外食ができるようになったら、すぐに「お好み焼きを食べにいこう!」って誘うね。
お好み焼きは何入れても良いけど、一緒に食べる人はお好みで選びます。
(今日一番言いたかったことです)
それにしても
note初めて8記事目でお好み焼きの話題2回目は多いやろさすがに。
おなか減った。