数字・データ・統計的に正しい日本の針路 (講談社+α新書) (日本語) 新書 – 2016/2/19
外出自粛となっているとにかく本を読んだり、映画を見たりすることくらいしかない。気が滅入ってくる。
本書は、元大蔵官僚の高橋洋一さんが書かれた本である。
著者は、いわゆるリフレ政策の論者で、彼の政策がそのままアベノミクスに採用されている、と言っても過言ではない。
・金融政策イコール雇用政策である。
・リスクとコストから考えれば、集団的自衛権は正しい選択。
・日本の借金1000兆円はやはり嘘だった。
等の結論を徹底的にデータをつけて立証している。
日本の新聞では、著名な誰が言っていた理論では、、、というような理屈の立て方が多いが、著者は常に数字とデータで説明してくれるので、分かりやすいし説得力がある。
数字で考える癖をつけるにはもってこいの本だと思う。