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25年の社会人生活で直観力は鍛え方は?
はじめに
最近、私自身が無意識に行っていることを人に話をして気づいたことを文書化することに挑戦しています。
今回は、私の「直観力」の鍛え方をまとめてみました。
直観とは?
Wikipedediaの「直観」によると「即時的に認識すること」と表現されています。
直観(ちょっかん、英語: Intuition)とは、知識の持ち主が熟知している知の領域で持つ、推論、類推など論理操作を差し挾まない直接的かつ即時的な認識の形式である。
私の「直観力」の定義
私は「直観力」を「即座に正しい答えを導き出す力」と定義しています。
ただし、正解するときもあるし、不正解もある。
でも、一度間違えたことを訂正し、次からの正解率を上げることはできる。
直観力は勘か?
私は「直観力」は、「勘」では無く、鍛えることで高めていけると考えています。社会人1年目と現在26年目の私では雲泥の差があります。
その差は、情報と経験です。
その私の直観力の鍛え方を説明したいと思います。
直観力の鍛え方は?
私は、インプットした情報を何かと比較、評価するための基準を自分の中に作っています。
何かを判断するときに判断する基準を多くもっていることが判断が早くできると考えています。比較すると良かったのか、悪かったのか。少なかったのか、多かったのか。大きかったのか、小さかったのかなど。
私は、以下の1~5のことを繰り返しやって鍛えています。
1.インプットとアウトプット、分類と基準
私はインプットとアウトプット、分類と基準の定義を以下の工程で実施していています。
◆工程
①多種多様な情報をインプットする
②インプットした情報の自分の中での分類と基準を定義する
私は、分類と基準は、独自に定義して自分が覚えやすいルールにしています。
例)青色
・分類:悲しいイメージや心を落ち着かせる、食欲をなくす視覚的な作用がある。
・基準:青色はこれくらいの濃さが青とする。
③自分で理解して周りに伝え、周りの反応や意見もあわせてた情報にする
④新しい情報をインプットし、過去の情報と関連する情報を紐づける。
⑤新しい情報をインプットし、過去の各種評価基準を見直す
2.決断することを日々繰り返す
蓄積した情報を活用するために即座に決断することを行います。
◆工程
①直観を信じて即決し、「成功」と「失敗」を繰り返す。
②成功と失敗から教訓を蓄積する。
③次の直観に活かす
コツは、小さい単位で繰り返すことです。小さければ失敗した時の自分や周りへの影響が少ないためです。
3.物事の本質を理解する
直観の精度を上げるためには一つの情報や目に見えている情報のみをうのみにしないようにしています。
そのためには情報の本質をとらえるために抽象化した情報を集め、分類、基準を定義しています。
◆工程
①集めた情報、経験した情報を抽象化する。
②集めた情報を分類後、共通した要素を取り出す。
③抽出した情報を分類、基準を定義する。
④抽象化した情報をもとに判断する
⑤判断した結果を取り込み、判断基準を見直す。
これを繰り返し自分の中の確度の高い判断基準を増やします。
(余談)会社のセキュリティ対策の本質は?
現在の各会社で「セキュリティ対策」を実施していない企業はないと思います。しかし、何に対してどこまで実施してよいかを判断に迷っている企業は多くあると思います。
私が考えるセキュリティ対策の本質を例すると以下のような内容になります。
会社として①~③を実施するとした場合の例です。
①セキュリティポリシーを策定する
会社の情報の取り扱いルールを決める=「会社の情報を守る」
②セキュリティ対策サービスを導入する
外部からの攻撃より会社の情報を搾取されないようにする=「会社の情報を守る」
③セキュリティ教育を従業員に実施する
内部より外部へ意図的に情報を流出させないようにする=「会社の情報を守る」
セキュリティ対策の本質は「会社の情報を守る」です。
守る必要が無い情報は、守らなくてもよい良いわけです。
なので、「外部に公開されている情報のみ入っているパソコンを落としました」と報告された時、私は慌てることはないです。
家に例えると、「情報をとる人もいない(泥棒)」、「取れれても困る情報(お金)も無い場合、自宅の家の鍵をかける扉は必要がく、この家に警備会社のサービスを導入するのはお金の無駄になりますね。
■まとめ
直観力は、日々のインプットとアウトプット、分類、基準の更新を行い、情報の本質を見つけていくことで高めることができる。