昨日と違うことを1つでもしているか?
人は慣れたことや慣れた人、慣れた場所など、慣れに順応してしまう傾向にあるように思います。確かに慣れは安心で何も困ることがないからだと思います。
年を取れば取るほど、変化を嫌がる傾向にあり新しいことにチャレンジする機会も減ってくるように思います。よほど自分で意識的にやらなければそういう機会は訪れないと思っています。
数年前に、アメリカから留学して帰ってきた人に会いました。その方から言われたことで印象的だったのが「日本のサラリーマンの多くは死んだ魚のような目をしていてくたびれている。そして身なりもきちんとしていない人が多く、そんな大人に憧れろと若者だけに強要している気がする」と。
実は、この言葉すごく印象的で私も満員電車が嫌いで企業というところが好きじゃない理由の1つでもあります。多くの原因は「慣れ」にあるのではないかと思います。慣れてしまうと楽なので特段変化することをする必要もなく日々無難に安泰に過ごしていけるからです。
この言葉を聞いてから、せめて自分だけでも明るく過ごしていこうと思ったのです。
満員電車がすでに当たり前で慣れてしまっているので疑問にも思わず通っている、または諦めているんだと思うのですが、これも慣れが原因だと思います。私はまず知らない人が周りにたくさんいて窮屈で過ごしていることに疑問を思わないところに疑問を思ってしまいます。
今の時代、だんだん実力主義になってきているので、こうなってしまっている人はだんだん厳しくなる気がします。特に40代以上の人たちが今まで甘かったのかもしれないのですが。
その中で、私が心がけているのが「昨日と違うことを最低1つでもする」ということです。それは何でも良いと思うのですが、おかげさまで私の仕事は案外変化が多く、日々違うことを経験できるのですが、それでもレギュラー的になってしまっている仕事は意識をしないと慣れになってしまうので、あえて意識的に変化をするように注意しています。
昨日と1つでも良いので違うことをすることで、日々、変化していくのではないでしょうか。変化が激しい時代だからこそ、自分も変化をしていかないとと思っています。