人生という正解のない旅 #59

最近は欲がどんどん減ってきている。今までは何者かになりたくて、がむしゃらに毎日生きてきたけれど、その自分がすっかりどこかに消えてしまった。

「いつ死んでもいい」とさえ思えている程だ。でもそれは決してネガティブな感情からきているわけではなく、「今」をちゃんと生きられているから。

けどやっぱり自分を疑う瞬間がある。
「半ば人生を諦めているからなのかな」って。

現状に満足していると自分に言い聞かせて、本当はコンフォートゾーンに居続けたくて、どっかで自分を卑下して、何かに挑戦することから逃げているのかもしれない。

「人生は正解がないからこそ面白い」なんて言葉があるけれど、今は誰かに正解を与えてもらいたいくらいだ。

まあでも正解があったらあったで、「つまらない」と嘆く自分の姿が容易に想像できる（笑）

そもそも「これから人生どうしよう」なんて悩めていること自体幸せなんだろうなとも思う。

そして、きっと今は時間に余裕があるからこそ、ゆっくり自分と向き合えていて、新しい生活が始まり、何かに忙殺され始めたら、こんなことを考える余裕がなくなるだろう。

今はちょっぴりしんどいが「明けない夜はない」と信じて、この「人生という正解のない旅」を、これからも悩みもがきながら楽しんでいきたい。