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海外の方が生きやすい #159

海外にいるとき、こんなことを呟いたんですが、最近もふと思います。

まず前提として、わたしは日本が大好きです!笑

私は、四季があって、街はきれいで安全で、食べ物は美味しくて、平和な日本が好き。海外に行けば行くほど、日本の良さを知って好きになる。

エジプト人に言われたこと #98

でもそれは ”文化的な側面” よりかは ”物理的な側面” なのかなと。

実際2カ国でしか長期滞在したことないので、その中での比較の話になりますが、「何か窮屈だな」とたまに日本で感じるときがあります。

多分それはいくつか要素があって、

① 習得済み言語によって必要以上に情報を吸収できてしまう
② 「右へ倣え」の文化や同調圧力が強い傾向にある
③ 過去のバックグラウンドや肩書きを含めて評価される

この辺かなと思います。

とはいえ長所と短所は表裏一体で、上記の恩恵を受けていることも当然あるので、今回はネガティブな側面だけを触れていきます。

まず①については、日本語を習得しているからこそ、嫌でも文字として音声として色々な形で自分の中に情報が入ってきます。でも海外にいると、隣の人が大きい声で話していてもリスニング力が足りなくて会話の内容が入ってこなかったり、リーディング力低くて、大きな文字が広告に書かれていても読めなかったりするので情報量と共にストレスが減る気がします(もちろんコミュニケーションを取るとなるとストレスになりますが)。

②については、日本にいると常に何かしら評価されている感が否めず、無意識のうちに自分が周りを気にしてしていることがあります。発言先や所属コミュニティを間違えると、「個性」とかではなく「(壁ありきの)すごい人」や「集団から外れた自由人」みたいに思われることも多いなと。海外の場合は、もちろん国にもよると思いますが、私が長期滞在したアメリカとタイでは、みんな自分のことに夢中で他人のことはぜんぜん気にしていなくて、居心地が良く感じました。

③については、最近は少しずつ学歴とか職業とかで比較される風潮はなくなってきたかもしれませんが、過去の出来事も含めて一個人が評価されガチだなと。一方海外では、これも国によると思いますが、ほとんどの人が「初めまして」で会うことも多いせいか、「目の前(今)のわたし」と向き合ってくれることが多い。文化的にも何かしらの挑戦に対して応援してくれることも多くて、自ら躊躇する場面も少ないなって。むしろ「君ならできるよ!」「それいいね!」とか自信ないときに背中を押してもらえることが多い。

***

これってたまたま生まれ育ったのが日本だっただけで、日本が良い悪いとかの問題ではなく、それぞれにとって"合う"か"合わないか"の問題だと思います。

が、せっかく日本に生まれたからこそ、自国についての学びも深めつつ、これから色々な国に行ったり、さまざまな文化に触れたりして、日本と海外のいいところどりをしていきたいです!

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